サーカスの狂気はニューヨークに帰還──「CircoLoco Halloween」10周年記念イベントが2025年開催決定

世界中のクラブカルチャーを牽引してきた伝説的パーティ「CircoLoco」が、ニューヨークでのハロウィン開催10周年を迎える。パートナーであるニューヨークのアンダーグラウンド集団〈Teksupport〉との共催により、2025年10月31日と11月1日の二夜にわたり大規模イベントが実現する。

10周年を飾る豪華ラインナップ

ハロウィン初日の10月31日には、ベルリン発のクリエイティブ集団〈Keinemusik〉の中心人物である&MEとラムパ、マルチ・インストゥルメンタリストのカリータ、アムステルダムの人気DJジョブ・ジョブス、〈Giegling〉所属のコンスタンティン、ベルリン拠点のプロデューサーMap.ache、幅広いジャンルを横断するパーム・トラックス、そしてUKデュオ“プロスパ”が登場する。

翌11月1日には、デザート・ハウスの旗手ベドウィン、パリのトレンドセッター“クロエ・カイエ”、アムステルダムのディープハウス・スター“クリス・ステューシー”、ミニマルの名手フランチェスコ・デル・ガルダ、イタリア・テクノの巨匠マルコ・カローラ、さらにはデトロイト・レジェンド“セス・トロクスラー”が名を連ねる。

25年以上クラブカルチャーを更新し続けるCircoLoco

1999年にイビサのDC-10で月曜朝のアフターパーティとして始まったCircoLocoは、25年以上にわたりアンダーグラウンド・クラブカルチャーの象徴的存在であり続けてきた。ファッション、アート、テクノロジーとのクロスオーバーを積極的に展開し、Rockstar Gamesとの共同で〈CircoLoco Records〉を立ち上げるなど、その活動は音楽の枠を超えて文化的現象となっている。飾り気のない美学と先鋭的なラインナップによって、CircoLocoのフロアは世界で最もリスペクトされる空間のひとつとなり、クリエイター同士の交流や新たなコラボレーションの温床となっている。

Teksupportが築いたニューヨークの新たな夜

本イベントを共催する〈Teksupport〉は、創設者Rob Tomaのもとで過去10年にわたりニューヨークのナイトライフを刷新してきた存在である。未使用のユニークな会場を発掘し、世界レベルのアーティストを招聘し、音楽とファッション、アート、テクノロジーを融合させることで、米国における最重要パートナーとして世界的ダンス・インスティテューションとの関係を築いてきた。今回のCircoLoco 10周年も、その革新的なアプローチの集大成となるだろう。

開催概要

イベント名: CircoLoco Halloween New York 2025
日程: 2025年10月31日(金)、11月1日(土)
会場: ニューヨーク(会場詳細未発表)
出演: &ME, Rampa, Carlita, Job Jobse, Konstantin, Map.ache, Palms Trax, Prospa, Bedouin, Chloé Caillet, Chris Stussy, Francesco Del Garda, Marco Carola, Seth Troxler ほか

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CircoLocoが描き出す祝祭空間は、単なるクラブイベントを超え、都市の文化を体現するアートフォームである。10周年を迎えるニューヨークのハロウィンで、世界最高峰のクラブカルチャーが再び開花することになる。

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