
DJ機材ブランド〈AlphaTheta〉が展開するインタビュー企画『I AM DJ』に、GENERATIONS from EXILE TRIBEのパフォーマーでありDJ/音楽プロデューサーとしても活動する白濱亜嵐が登場した。公開されたロングインタビューでは、DJとの出会いから現在の活動、そして未来への展望までが赤裸々に語られている。
ゼロからの挑戦──名前を伏せたクラブ修行時代
インタビュー前編では、白濱がDJの道へ足を踏み入れたきっかけを回想。アクシデントを機にDTMに触れ、LDH代表・HIROの「やってみなよ」という一言で機材を揃えたという。渋谷のクラブで名前を伏せてプレイを重ね、社内イベントなどで経験を積みながらスキルを磨いていった。俳優業とDJ出演を並行する日々のなかで築かれた、仕事への姿勢やバランス感覚にも注目だ。

世界を踊らせる──海外ツアーとトラックメイクへのこだわり
後編では、海外でのDJツアー、楽曲制作、レーベル契約など、白濱が描く“これから”のビジョンを語る。17歳でHIROから受けた言葉を原動力に、多面的な表現活動を広げてきた背景や、ダンサーとしての感覚を活かしたビートメイクの手法、制作環境へのこだわりが明かされる。
また、自身の名前に込められたルーツや、「世界中を踊らせるようなDJになっていきたい」という願いも吐露。多様な音楽性と向き合う中で生まれた「DJとはすべてを肯定するもの」という言葉には、ジャンルを越境するアーティストならではの哲学が宿っている。

白濱亜嵐 プロフィール
2012年にGENERATIONS from EXILE TRIBEでメジャーデビュー。EXILE、PKCZ®のメンバーとしても活躍し、2023年にはALAN SHIRAHAMA名義でEP『null』をリリースしアジアツアーを開催。オランダの〈STMPD RCRDS〉と契約し、海外フェスやワールドツアーにも出演。2024年の12カ月連続リリースは全曲100万再生を突破。2025年には『curious』を発表し、World DJ Festival Japanに初出演するなど、国内外で注目を集める存在である。
『I AM DJ』は、DJを“音楽で人をつなぐ”プロフェッショナルと定義し、多様なバックグラウンドを持つDJたちのキャリアや情熱を掘り下げるインタビュー企画である。スポーツ選手、教育者、漫画家など異業種からのDJも登場し、それぞれが「DJとは何か」を問いかけてきた。今回の白濱亜嵐の回は、まさに多彩な才能を音楽へと還元する現代DJ像を映し出す内容となっている。

