音が光る、手のひらサイズのガジェット──スマホの背面に“くっつく”マグネットスピーカー、ゲオから8月8日発売

手のひらサイズのBluetoothスピーカーが、都市の日常をじんわりと照らす。

ゲオが2025年8月8日(金)から順次発売する『Bluetoothマグネットスピーカーmini(GRSEI-SPK M2 BK)』は、スマホの背面にマグネットで吸着できる新感覚ガジェット。クリアボディ越しに仕込まれたRGBイルミネーションがレインボーに光り、音と光が混ざる。価格は税込1,628円と、財布にもコンパクト。

このスピーカーが面白いのは、スペックの高さやデザイン性に加えて、都市生活の中での“音の楽しみ方”を軽やかに変えてくれる点にある。

音を“貼る”という提案。スマホ、冷蔵庫、スチールラックに

製品底部にはリング型マグネットを搭載。マグセーフ対応のiPhoneにはそのまま、非対応機種には付属のマグネットリングを貼り付けることで、スマホの背面に吸着する。

机に置かず、貼って使う。
ポータブルスピーカーというよりは、“持ち運べる音のモジュール”といった印象に近い。スマホスタンドとして機能する点も地味に便利。

場所を選ばない。冷蔵庫や金属製の本棚、デスク脚など、マグネットがくっつく場所ならどこでもスピーカーになる。つまり、リビングでも、ベッドサイドでも、オフィスでも、音のある空間はすぐつくれる。

小さいけど鳴る。2台揃えばステレオ対応

サイズは幅61×奥行61×高さ51mm最大出力5Wのスピーカーを搭載し、小型スピーカーにありがちな“軽すぎる音”を脱している。

さらに、同製品を2台ペアリングすればTWS(True Wireless Stereo)モードが有効になり、L/Rに振った立体的なステレオ再生が可能になる。

最大6時間連続再生のバッテリーも搭載。USB Type-Cでの充電対応。

RGBライトが仕掛ける、“もうひとつの音”

注目すべきは透明なクリアボディとその中に仕込まれたRGBライト。音と連動してレインボーカラーに発光し、ゲーミング空間やナイトルームの演出にもフィットする。

ライトパターンは、ホワイト固定/単色サイクル/オフの切り替え式。気分や時間帯によって調整できる設計。

実用と遊びが交差する、「価格1,628円」の精度

税込1,628円(税抜1,480円)。この価格帯で、マグネット吸着・5W出力・TWS対応・RGBライト搭載というスペックを詰め込んできたのは正直驚き。

ここ数年、ゲオはオリジナルの小型スピーカーをコンスタントに展開しており、累計56万台以上を販売してきた。このモデルは、その流れの中でも音響×ライティング×ギミックの融合度が最も高いプロダクトだ。

【製品スペックまとめ】

製品名:Bluetoothマグネットスピーカーmini
型番:GRSEI-SPK M2 BK
発売日:2025年8月8日(金)より順次
価格:税込1,628円(税抜1,480円)
取扱店:全国のゲオショップ(336店舗/一部店舗のみ。要確認)
サイズ:幅61×奥行61×高さ51mm
カラー:ブラック
連続再生時間:最大約6時間
接続:Bluetooth
付属品

  • USB Type-Cケーブル(約0.44m)
  • ストラップ
  • マグネットリング(直径55mm、内径45mm)
  • 取扱説明書兼保証書(保証6カ月)

ゲオのプロダクト戦略に見える“家電×カルチャー”の交差点

スマホアクセサリーとオーディオの中間を狙うこのプロダクトは、ゲオが掲げる“生活を少し豊かにするギア”の文脈にぴたりとハマる。

2017年以降、ゲオはBluetoothスピーカーのカテゴリを自社開発・直販という形で推進。大手ブランドと住み分けつつ、“手頃でちょっと遊びが効いている”という独自ポジションを確立してきた。

家電としての精度、カルチャーとしての軽やかさ。マス流通とギミック系ガジェットの狭間に、確実にひとつのマーケットが育ちつつある。

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