孤独に寄り添うシネマティック・ジャズロック ── インスタント・オルター、デビューSGで切り拓く再生の旅

孤独と再生の狭間で鳴らす、“次代”の音楽体験。インスタント・オルター「Nothing New」配信開始

ジャズ×ロックを核に、現代の痛みと癒しを音楽で描くスーパーバンド、インスタント・オルターが、デビューシングル「Nothing New」を2025年7月25日(金)にリリースする。NYとLAを拠点に活動する彼らの音楽は、ジャンルの枠を軽々と越えながら、映画のようにドラマティックな起伏と、人間の内面に静かに寄り添う静謐さをあわせ持つ。

バンドの中心を担うのは、サックス奏者 Emilio Modeste(アニメ映画『BLUE GIANT』作中曲「MOMENTUM」を担当)と、ヴォーカリストのナターシャ・アグラマ、スタンリー・クラーク、クリスチャン・マクブライド、サンダーキャット、カマシ・ワシントンといったトップ・ジャズ・プレイヤーとの共演を重ねてきた両名は、それぞれの音楽的バックグラウンドを融合させ、インスタント・オルターという名の「音楽的再構築」を始動させた。

デビュー作「Nothing New」は、心の孤独、失意、そして再起のプロセスを描いたシネマティック・アンセム。タイトルが示すのは、真新しさではなく「人間が何度も繰り返してきた希望の記憶」だ。絶望の夜を越えて何度も朝を迎えてきたように、機能不全や孤立のなかにあっても、人は誠実な愛を見つけ、繋がり直すことができる──そんな普遍的なメッセージを、柔らかく、しかし力強く投げかけてくる。

アグラマaのヴォーカルは、祈るように、あるいは誰かに語りかけるように優しく響き、エミリオ・モデステのサックスは深い情念とともに旋律を支配していく。リターン・トゥ・フォーエヴァーやウェザー・リポートを想起させるプログレッシブな構成をベースに、感情の機微に寄り添いながら変化していく音楽。ベースが重心を保ちつつ、メロディとハーモニーが複層的に展開していく。

この楽曲が描くのは、孤独が絶望ではなく、「他者への信頼」や「内なる静けさ」によって次第に調和へと移り変わっていく過程だ。時代やジャンル、国境を越えたメンバーたちがそれぞれの感性を持ち寄り、インスタント・オルターという新たな集合体が誕生した。シーンの次章を担うこのバンドが、ジャズやロックの語法を土台に、ポストジャンルの新たな旅を始める。

[作品情報]

  • アーティスト:INSTANT ALTER(インスタント・オルター)
  • タイトル:Nothing New
  • ジャンル:Jazz / Rock / Fusion / Prog / Soul
  • 配信開始日:2025年7月25日(金)
  • オンエア解禁日:2025年7月25日(金)
  • 情報解禁日:2025年7月18日(金)0:00AM
  • 発売元・レーベル:SWEET SOUL RECORDS
  • 配信リンクhttps://lnk.to/INSTANT_ALTER_Nothing_New

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