めがねの街・鯖江が、本気の“まつり”を放つ。
福井県眼鏡協会による年に一度の祭典「めがねフェス」が、2025年9月20日(土)と21日(日)の2日間、鯖江市の「めがねミュージアム」およびその周辺で開催される。

2025年は、めがね産地としての鯖江が120周年を迎える節目の年。これを記念して、今年のフェスのテーマは「◯と◯をつなぐ」。世代や文化を超え、人・モノ・まち・めがね──あらゆる縁や“円”を可視化する2日間になる。
「めがねよ、ありがとう。」──供養から始まるフェス


9月20日(土)午前10:00、フェスは“祈り”から幕を開ける。
役目を終えためがねたちを一堂に集め、ご祈祷とともに供養。全国の協力眼鏡店では「めがねよ、ありがとうBOX」が設置されており、回収されためがねは開発途上国などに寄付される予定だ。
産地ならではの出会い「Meet! Meet! Megane!」

鯖江だから見つかる、似合うめがね。つくり手と会って、手にとって、その場で語り合える唯一のイベント。
ブースには、青山眼鏡、金沢眼鏡、サンオプチカル、シャルマン、ネクサス、NOVAなど、ローカルを代表するブランドが勢ぞろい。

子ども向けの「Meet! Meet! Megane! for Kids」も展開。約70本のキッズ用フレームが集結し、日本オプトメトリック協会の眼鏡技能士がサポートに入る。こどもたちにこそ“似合う”を。
鯖江という“工場”が見える「メガ展」

めがねを支えるのは、部品、工具、レンズ、表面処理、研磨──無数の工程と職人たち。
そのすべてを体感できるのが「メガ展」。Factory900(青山眼鏡)、HOYA、晃梅、石川技研など、産地のリアルな作り手たちがブースに立ち、技術と哲学を直接語る。
未来をつくる仕事体験「メガネ作り体験マイクラフト」

フレーム研磨、レンズ染色、レーザー刻印、パーツ組み立てまで──小学生がプロの現場で“働く”。
報酬は金券(フェス内で使用可)。伝えるのは技術ではなく、誇り。指導に立つのは眼鏡工業組合青年部の精鋭たち。
目が点になるグッズとグルメ。90以上のブースが集結




めがねをテーマにしたグッズ、縁日、遊具、フード、ワークショップ。
鯖江ならではの素材を使ったワークショップも多く、BOSTON CLUBやペーパーグラス、PLUSJACK、眼鏡協会作製技能士らが出展。フェスの40ブース以上がめがね関連企業という徹底ぶり。
ステージにはトークもサルサもアイドルも


今年も“めがねステージ”は止まらない。
- 丸園音楽堂 公開収録
ゲスト:前園真聖 × 丸山桂里奈
音楽・スポーツ・めがねが交錯する唯一無二のセッションが会場内で収録される。 - 出演ラインナップ
CUTIEPAI、武田舞彩、MC小法師、DDD with seika、ORQUESTA LOCA DE LA MUSICA、松川秀仁、Betty、佐橋嬉香、マサ越前 ほか。 - パフォーマンス企画
・めがねサルサ
・めがねパレード
・めがねファッションショー
・めがねの健康体操
・めがねクイズ
・眼鏡作製技能士によるライブ解説
新種の競技「MEGANEマッチョグランプリ」

めがね×筋肉。その相性を、衣装とポージングで“語る”ステージ企画。
笑えて泣けて熱くなる、フェス最注目の新定番。主催は学生団体with。
公認スポーツ「めが盛り」がリニューアル

オリジナルの競技用めがねを使い、競技性と安全性を高めたニュー「めが盛り」。
今年は演出・ルールも進化し、スポーツとしてのフェアネスが加速。めがね×アクティビティの新基準。
特別プログラム
- めがね産地120周年記念「ほめがね」配布
「このフィット感、神」「めがね職人、天才」──。全力で褒め合うことで、産地の誇りを再確認するカードを会場内で配布。 - 前日限定|工場見学バスツアー(9月19日・金)
CUTIEPAIまゆちゃんがガイドを務める、メタルフレームに特化した工場見学ツアーも実施。
学生参加無料。事前予約制。見学先:シャルマン、キングスター工場、めがね博物館。 - 第8回「めがねよ、ありがとう作文」受賞作展示&FM福井公開放送
子どもたちの“めがねへのまなざし”が文章になって会場に並ぶ。感性と言葉で、めがね文化を未来に。
めがねミュージアムも営業中
会場となる「めがねミュージアム」はフェス開催中も通常営業。博物館やアンテナショップ(3,000本以上の最新モデルを常設)など、産地のアーカイブと最前線が一体になった空間で、“見る・知る・買う”がすべて揃う。
鯖江市内3大フェス同時開催
「さばえ門前まつり」「SDGsフェス」も同日開催。めがねフェスとの連携でシャトルバスも運行予定。鯖江という街全体が“カルチャーコンプレックス”になる2日間。
イベント概要

- イベント名:めがねフェス2025
- 日時:2025年9月20日(土)10:00〜20:00、21日(日)10:00〜16:00
- 会場:めがねミュージアム(福井県鯖江市新横江2-3-4)および周辺特設エリア
- アクセス:JR鯖江駅から徒歩10分/北陸道・鯖江ICから車で約3分
- 入場料:無料(工場ツアーなど一部要予約)
- 主催:一般社団法人 福井県眼鏡協会
- 後援:鯖江市
公式リンク
- Webサイト:https://meganefes.com
- Instagram:https://www.instagram.com/meganefes
- X(旧Twitter):https://twitter.com/meganefes
- Facebook:https://www.facebook.com/meganefes
この2日間、鯖江が“視界”を塗り替える。
すべての「めがねと人とまち」の交差点へ。