もう一度、海へ──HELLY HANSENが提案する“暮らしのなかの海”。鎌倉「はなれ」との1週間限定コラボがスタート

HELLY HANSENが、この夏の海に再び火を灯す。
1877年にノルウェーで誕生したマリンブランドが、鎌倉・材木座に構える人気の海の家「はなれ」と手を組み、「HELLY HANSEN BEACH HUS」として2025年7月15日(月・祝・海の日)から1週間限定で特別営業をスタートさせた。

テーマは「もう一度、海へ」。
海水浴やビーチカルチャーが遠ざけられがちな今、「海辺に行く意味」を再発見するための実験的な空間が生まれている。

プロダクトも空間も、海を通して“暮らし”に寄り添う

「はなれ」の建物には、HELLY HANSENが展開する海辺のライフスタイル提案が随所に仕掛けられている。
たとえば、入り口には製品生産時に出た残反素材を用いた暖簾がかかり、期間限定の内装とともに空間全体が海とサステナブルな意志に包まれている。

スタッフユニフォームには、廃棄された漁網から再生された日本発のナイロン素材「MURON®」を採用。
この素材は、国産の廃漁網を100%使用して作られており、どの地域から回収されたかまでトレース可能という徹底ぶり。単なるPRや意匠ではなく、「水と共にある暮らし」を信じてきたブランドの姿勢が、細部に表れている。

【MURON公式サイト】
https://muron-sustainable.com/

ノルウェー食材×中目黒バーガー限定フードで“海を食べる”

期間中は、食体験にも力が入っている。
フード監修は、中目黒の人気店「ゴールデンブラウン」。
HELLY HANSENのルーツであるノルウェー産食材を使った限定メニューが並び、普段の海の家とは一線を画すラインナップに仕上がっている。

海との繋がりを感じさせる料理を軸に、日中の休息から夕暮れの語らい、夜のイベントまで、食が“海時間”の背骨となる。

音楽と遊びが波のように寄せては返す──2日間のスペシャルイベント

7月26日(土)と27日(日)は、海辺の時間を拡張する2つの企画が展開される。

7月26日(土)|HOBIE足漕ぎボード体験会(無料)
HOBIE®による足漕ぎボードの無料体験を実施。
対象は身長130cm以上の参加者。先着制で10時からチケットを配布(1枠2名・40分想定)。波と風を感じながら、“海の上を歩く”体験を味わえる。

時間枠(各2名):
10:00〜11:00/11:00〜12:00/13:00〜14:00/15:00〜16:00/16:00〜17:00/17:00〜18:00/18:00〜19:00

※協力:HOBIE®(Hobie Brands International, L.C.登録商標)

7月27日(日)|サンセットアコースティックライブ(17:00〜19:00)
日没とともに始まる、1日限りのアコースティックライブ。
アーティストはシークレットだが、音と波が溶け合う“この場所だけの音楽”を届けるステージになるはずだ。

BE WITH WATER──HELLY HANSENが描く、海と人のこれから

HELLY HANSENは、1877年にノルウェーの港町モスで誕生した。
創業者であるヘリー・J・ハンセンは、船乗りたちを寒さと水から守るためにオイルスキン製の防水ギアを作りはじめた。
以降、マリンウエアを核に、ワークウエア、フィールドウエアへと展開。今日では、海と共に生きる人びとの“生活文化”を支えるブランドとして進化を続けている。

ブランドの理念「BE WITH WATER」は、単なるスポーツやアウトドアにとどまらず、水辺に身を置く時間そのものをどう豊かにしていくかを問い続ける姿勢だ。

今回のコラボは、その哲学を空間と時間で体現する試みでもある。
“海に戻ること”は、都市に暮らす誰かの“自分に戻る時間”かもしれない。

開催概要|HELLY HANSEN BEACH HUS(ヘリーハンセン ビーチハウス)

  • 開催期間:2025年7月15日(月・祝)~ 7月21日(月・祝)
  • 会場:海の家「はなれ」(神奈川県鎌倉市・材木座海岸)
  • 主催:HELLY HANSEN × はなれ
  • 週末イベント
     - 7月26日(土)HOBIE足漕ぎボード体験(10:00〜先着配布)
     - 7月27日(日)サンセットアコースティックライブ(17:00〜19:00)

【HELLY HANSEN公式サイト】
https://www.hellyhansen.jp

【Instagram】
https://www.instagram.com/helly_hansen_jp/

【商品・コラボに関する問い合わせ】
ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
TEL:0120-307-560

「波と音と風を楽しむ、たった1週間の家」。
海の日から始まるこのプロジェクトは、海との距離感を問い直す静かなムーブメントでもある。

そこに行けば、たぶん“自分のなかの水の記憶”が呼び覚まされる。

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