スカッシュの世界大会「Squash Japan Open」が、2025年10月11日(土)~13日(月・祝)の3日間、新宿住友ビル三角広場で開催される。会場には全方向から観戦可能な特設グラスコートが設置され、世界ランク上位の選手たちが日本に集結。
加えて、コートを囲むように音楽ステージと飲食ブースが出現する。スポーツ、音楽、食がクロスする“都市型フェス”として、日本で初めてのスカッシュ×カルチャーイベントが誕生する。

スカッシュは、2028年ロサンゼルス五輪で追加競技に決定。かつて“世界一健康的なスポーツ”と呼ばれたラケット競技が、今ふたたび脚光を浴びている。ジャパンオープンの会場となる三角広場は、全面ガラス張りの全天候型スペース。試合中は、前後左右の壁すべてがプレイに使われるスカッシュならではの立体的な展開を、全方向から体感できる。

世界6位の渡邊聡美選手(Greetings)
出場選手の筆頭は、世界ランク6位でアジア女王の渡邉聡美(Greetings)。2028年ロサンゼルス五輪での金メダル最有力候補のひとりだ。ほかにも全日本王者の遠藤共峻(世界ランク108位)、最年少チャンピオンとして注目を集める緑川あかり(同110位)、準優勝の林尚輝(同186位)ら、国内トップ選手がフルラインナップで参戦する。
競技だけではない。イベント期間中は、日本酒をフィーチャーした飲食フェスを併催。全国の酒蔵が新宿に集い、都市空間で“スカッシュとペアリングする日本酒”が体験できる構成に。また、ステージエリアではアーティストによるライブやDJパフォーマンスも企画されており、スカッシュを観るだけでなく、音と食に浸る場としても機能する。
主催は、日本代表選手を数多く抱えるスカッシュ団体・株式会社GreetingsとABF Capital。大会はPSA(プロスカッシュ協会)公認の世界大会として開催され、賞金総額は男女あわせて約450万円(US$30,000)。
同イベントは、過去20年以上の空白を経て復活。国内でのスカッシュ人気を再燃させ、さらに2028年ロサンゼルスに向けた競技強化とカルチャー融合を掲げるプロジェクトの一環でもある。
クラウドファンディングも始動。7月18日からCAMPFIRE上で開始されるプロジェクトでは、チケットやドリンクチケットなどのリターンが用意され、支援者は“共に大会をつくる側”として参加できる。
クラファンページ:https://camp-fire.jp/projects/834538/preview?token=2hostsqr&utm_campaign=cp_po_share_c_msg_projects_show
協賛企業も募集中。スポーツ×カルチャーの交差点で、自社ブランドを発信する機会として注目が集まっている。
スカッシュ ジャパンオープン 2025 開催概要

- 会期:2025年10月11日(土)~10月13日(月・祝)
(予選は10月9日(木)~開催) - 会場:新宿住友ビル 三角広場(東京都新宿区西新宿2-6-1)
Greetings Squash Yokohama(サブ会場) - 賞金:男女合計 約450万円(US$30,000)
- 主催:ジャパンオープン実行委員会(株式会社Greetings、ABF Capital)
- 公認:PSA(Professional Squash Association)
- 主な出場選手(予定)
- 渡邉聡美(Greetings)/世界ランク6位/アジア女子1位/26歳
- 緑川あかり(Greetings)/世界ランク110位/最年少全日本王者/19歳
- 遠藤共峻(Greetings)/世界ランク108位/全日本王者/10年以上日本代表
- 林尚輝(Greetings)/世界ランク186位/レフティー/2024年準優勝

日本代表 緑川あかり選手(Greetings)

全日本チャンピオン 遠藤共峻選手(Greetings)

日本代表 林尚輝選手(Greetings)
主催者プロフィール:株式会社Greetings
埼玉県さいたま市を拠点に、日本のスカッシュ強化と普及を担う競技団体。国内外で活躍する選手を多数擁し、ジュニア育成機関「Greetings Junior Academy」では代表選手による直接指導も行う。
選手層は、全日本選手権5度優勝の渡邉聡美、史上最年少王者の緑川あかり、国内ランキング1位経験の遠藤共峻など、多層的。スカッシュを「日本のカルチャー」として次世代に根づかせるためのフェス的アプローチに取り組む。
- 公式HP:https://greetingssquash.com/
- 協賛・取材・メディア問合せ:株式会社Greetings 担当:渡邉
Email:y.watanabe@greetingssquash.com