「米高すぎ」から生まれた、レゲエ讃歌 ── MINMI新曲「おこめのうた」が示す“食”と“文化”のつながり

シンガーソングライターMINMIが、現代の社会課題と向き合いながらレゲエのメロウなビートに乗せて届ける新曲「おこめのうた」を、2025年7月8日に配信リリースした。

きっかけは、一枚の写真であった。MINMIが今年3月にアメリカのスーパーで撮影した、富山県産コシヒカリ5kgが19.99ドルで売られている様子をX(旧Twitter)に投稿すると、その反響は予想をはるかに超え、2,600万回以上の閲覧と19万を超える“いいね”を記録。「米高すぎ!」というシンプルな感嘆が、国境を超えて共感を集めた。

この投稿を起点に、MINMIは日本の「お米」に改めて向き合い、農家への感謝、食文化の大切さ、そして家族や四季のぬくもりを讃えるラヴァーズロック調のレゲエソング『おこめのうた』を制作。大阪・万博でのライブ初披露を経て、満を持しての正式リリースとなった。

アートワークは、ファンアートにインスパイアされてMINMI本人とDJ MaLが共同で制作。浮世絵風のタッチが印象的であり、アナログとモダンが絶妙に共存する仕上がりとなっている。ミックスとマスタリングはロサンゼルスのStudioBeat3で、IRKOとMarco Ciuchという国際的エンジニア陣が担当。音質面でもグローバルなクオリティを誇る。

歌詞には「コシヒカリ」「つや姫」といった銘柄米が登場し、“お百姓さんへのリスペクト”や“未来の子どもたちへ残したい味と心”が込められている。

「お米を食べることは、文化を守ること。お百姓さんへの感謝を忘れず、子どもたちにも“食”の大切さを伝えていきたい」──MINMI

🎧 各種配信リンク: https://lnk.to/MINMI_OS

Freedom LA、5.2万人を動員──“日本のカルチャー”をLAから世界へ

2025年4月、MINMIが主催する新たな音楽フェス「Freedom LA」がロサンゼルスのOC Fair & Event Centerにて初開催され、3日間でのべ52,000人を超える動員を記録した。

本フェスは、アメリカ最大級の日本文化イベント「OC JAPAN FAIR」とのコラボレーションにより誕生。音楽と食、アート、テクノロジーが融合したクロスカルチャー型のイベントとして高い評価を得た。

出演者にはGADOROや岩橋玄樹、DJ MaLらが名を連ね、会場には提灯や灯籠の演出が施され、日本の“情緒”と“今”が共存する空間が現出。LAの地に日本の音楽と美意識を鮮烈に刻みつけた。

この成功を受け、秋の開催「Freedom LA Fall 2025」が早くも決定。2025年10月17日から19日の3日間にわたり、同会場でさらなるスケールアップを目指す。

MINMIは、ジャンルや言語を超えて共鳴するアーティストたちと共に、LAから世界へと“日本の音楽カルチャー”を発信していく。

『おこめのうた』作品情報

  • アーティスト:MINMI
  • タイトル:おこめのうた
  • リリース日:2025年7月8日(火)
  • 作詞・作曲:MINMI
  • 編曲:橘井健一 / MaL
  • MIX & MASTER:Marco Ciuch & IRKO
  • レコーディングスタジオ:StudioBeat3(Los Angeles)
  • ジャケットアート:MINMI / DJ MaL
  • 配信リンクhttps://lnk.to/MINMI_OS

Freedom LA Fall 2025 開催概要

  • 日程:2025年10月17日(金)〜19日(日)
  • 会場:OC Fair & Event Center(The Hangar)
  • 主催:MasterBeau USA / Adentope Inc.
  • 入場料:$14〜(前売・VIPあり)
  • 公式サイトhttps://freedom-la.com/jp/

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