反抗と友情から生まれたツインボーカルの衝動──アルゼンチン発・インディーロックデュオPACIFICA（パシフィカ）が初来日

2025年7月9日

アルゼンチン・ブエノスアイレスから、骨太なギターサウンドとDIY精神を武器に急成長中のインディーロックデュオPACIFICA（パシフィカ）が、待望の初来日公演を発表。東京・代官山SPACE ODDで、2025年12月8日（月）に単独ライブを開催する。

同時に、新曲「What You Doing」のミュージックビデオも公開。ポストパンク、2000年代ガレージロック、そして90年代オルタナティブのエネルギーをブレンドしたパシフィカの現在地が、より剥き出しに、より鋭く描き出されている。

公演概要

PACIFICA Japan Live 2025

日程：2025年12月8日（月）
会場：代官山 SPACE ODD
開場：18:00 / 開演：19:00
チケット：7,000円（税込・オールスタンディング・ドリンク代別）
一般発売：2025年8月2日（土）10:00〜
先行受付：
　・クリエイティブマン3A会員先行：7月11日（金）15:00〜7月15日（火）18:00
　・モバイル会員先行：7月11日（金）18:00〜7月15日（火）18:00
詳細：https://www.creativeman.co.jp/event/pacifica-25/
企画・制作・招聘：クリエイティブマンプロダクション

プロフィール：PACIFICA（パシフィカ）

イネス・アダム（Inés Adam）とマルティナ・ニンツェル（Martina Nintzel）の2人によって2021年に結成されたインディーロックユニット。The Strokesへの共通の愛情を出発点に、最初はYouTubeでのカバー投稿からスタート。やがて2人は親交を深め、オリジナル楽曲制作へと舵を切る。ファンの支援でThe Strokesのライブを観にNYへ渡航したことをきっかけに、TAG Musicと契約。その勢いでLollapalooza ArgentinaやMåneskin（マネスキン）ツアーのオープニングアクトにも抜擢されるなど、アルゼンチンから世界へと急速にステップアップしている。

2023年のデビューアルバム『Freak Scene』は、若さゆえの怒り、不安、自己肯定感の揺らぎをラウドなギターとツインボーカルでパッケージした一枚。「Anita」「With or Without You」「Silent Affection」といった楽曲群は、等身大の内面をスタジアム級のスケールへ昇華させることに成功している。

さらに2024年には、同作のアコースティック版『Freak Scene: NAK Sessions』をリリース。ミニマルな構成に置き換えられることで、歪んだロックサウンドの背後にあった繊細な感情が、より生々しく浮かび上がった。ツインボーカルが持つ二重性、静と動、強さと脆さ、そのバランスの妙が際立つ仕上がりとなっている。