
奄美大島出身のシンガー・城 南海(きずき みなみ)が、世界最大級の音楽フェスティバルとして知られる英国〈グラストンベリー・フェスティバル〉に突如登場。日本時間6月29日未明、UKジャズの旗手ユセフ・デイズのステージ「WEST HOLTS STAGE」にて、ゲストボーカルとして出演し、新曲『Amami Featuring Minami Kizuki』を披露した。
ユセフ・デイズとの縁は、SNSを通じて始まったという。昨年2月には、富士山を背景にした即興セッション動画が話題を呼び、以降〈FUJI ROCK FESTIVAL〉や〈GREENROOM FESTIVAL〉、そしてYussefの東京公演にも出演。日英をまたぐ音楽的交流が、ついにグラストンベリーという国際的な舞台へと結実した。

この歴史的な瞬間を終え、城はこう語る。
「グラストンベリーの舞台でYussefたちと共演できたことは、私の音楽人生の宝物です。国や言葉を超えて通じ合えたこの体験を胸に、これからも奄美・日本文化の素晴らしさを自分らしく発信していきたいです。新曲『息吹』にもその想いを込めました。たくさんの方に届くと嬉しいです」
その新曲『息吹』は、7月16日に配信リリースされる。作曲はピアノバンドRyu MatsuyamaのRyuが担当し、作詞はRyuと城による共作。アンビエントな音像に、城の故郷・奄美大島の旋律が溶け合う、美しくも深みのある一曲となっている。併せて公開されたキービジュアルと配信ジャケットは、奄美の自然を背景に撮影されたもので、楽曲と呼応する“息吹”の世界観を視覚的にも体現している。
また、同曲のミュージックビデオも近日公開予定。監督はRyuが務め、城が奄美の自然と一体となる姿が映し出されるという。
さらにこの夏、城 南海は全国ツアー〈ウタアシビ 2025 夏〉を開催。奄美の歌と世界の音が交差するライブ体験となることだろう。

『息吹』配信リンク
▶︎ https://kizuki-minami.lnk.to/ibuki_paps
ライブ情報「城 南海 ウタアシビ 2025 夏」
- 8月2日(土) 東京 I’M A SHOW
- 8月11日(月) 福岡 border live music & drinks
- 8月13日(水) 大阪 心斎橋Music Club JANUS
- 8月17日(日) 愛知 Tokuzo
- 8月23日(土) 札幌 くう
- 8月24日(日) 仙台 retro Back Page
前売:6,500円 当日:7,000円(自由席)
▶︎ イープラス
▶︎ チケットぴあ