
神保町シアターが2025年6月28日(土)から、特集上映『祝!デビュー40周年 1985年アイドルデビューの女優たち』を開催する。会期は7月18日(金)まで(※7月14日・15日は設備工事のため休館)。
本特集では、今年デビュー40周年を迎える1985年組の女性アイドルたちの出演映画を特集。斉藤由貴、南野陽子、中山美穂ら、1980年代アイドル黄金期を代表する女優たちの出演作11本をフィルム上映で振り返る。
いわゆる“花の82年組”に続く85年組は、音楽活動のみならず、女優業においても頭角を現し、映画界に多くの名作を残した。今回はその中でも、映画スターとしてのキャリアを歩んだ斉藤由貴の出演作を中心に、今年惜しまれつつ逝去した中山美穂の代表作もセレクトされている。
ラインナップにはラブコメ、文芸作品、アクション、さらには怪獣映画まで、ジャンルの垣根を越えたバラエティ豊かな作品が揃う。映画女優としての彼女たちの幅広い演技力と個性を、今あらためて再発見できる貴重な機会だ。
【特集上映概要】
■タイトル:祝!デビュー40周年 1985年アイドルデビューの女優たち
■会期:2025年6月28日(土)~7月18日(金)
※休館日:7月14日(月)、15日(火)
■会場:神保町シアター(東京都千代田区神田神保町1-23)
■料金:一般1400円、シニア1200円、学生1000円
■詳細・上映スケジュール:https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/
【上映作品一覧】
斉藤由貴
・『恋する女たち』(1986)
・『おいしい結婚』(1991)
・『トットチャンネル』(1987)
・『雪の断章 情熱』(1985)
南野陽子
・『はいからさんが通る』(1987)
・『修羅場の人間学』(1993)
石野陽子
・『行き止まりの挽歌 ブレイクアウト』(1988)
森口博子
・『どっちもどっち』(1990)
佐野量子
・『ゴジラVSメカゴジラ』(1993)
中山美穂
・『波の数だけ抱きしめて』(1991)
・『東京日和』(1997)

あの頃、映画館で彼女たちを観ていた世代にとっては懐かしく、今初めて観る人にとっては新鮮に映るかもしれない。昭和から令和へと続く時間の中で、彼女たちの輝きは色褪せない。フィルムで蘇る“アイドル女優”たちのまなざしに、スクリーン越しに出会ってほしい。