
生成AIと音楽の関係を掘り下げるシリーズ企画「AI×音楽」の第2弾が開催される。主催は、デジタルコンテンツの振興を担う一般財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAJ)。テーマは「ソナー2025帰国レポート~バルセロナで感じた、AIと音楽の最前線~」である。
世界最大級の音楽フェスティバル兼カンファレンス〈Sónar(ソナー)〉は、スペイン・バルセロナにて毎年開催されており、電子音楽と最先端テクノロジーが交差する場として世界的に知られている。本セミナーでは、その〈ソナー2025〉に現地参加・出展した音楽プロデューサーの山口哲一と浅田祐介が登壇。AIを中心に展開された今年のSónar+DおよびLounge+Dでの体験をレポートする。
モデレーターは、音楽ビジネスとアーティスト育成の分野で数多くの実績を持つFLYMUSIC代表の脇田敬。クリエイターの視点から、ヨーロッパ最前線のAI活用の事例や潮流をわかりやすく解説するとともに、今後の〈ソナー神戸〉実現に向けた構想にも言及する予定である。
セミナーはZoomウェビナー形式で行われ、参加費は無料。先着100名限定となっている。現役クリエイターが語るリアルなAI活用の知見は、音楽関係者のみならず、テック、ビジネス、アート分野の関係者にとっても貴重なヒントとなるだろう。
セミナー概要
- タイトル:DCAJビジネスセミナー<AI×音楽 vol.2>
「ソナー2025」帰国レポート ~バルセロナで感じた、AIと音楽の最前線~ - 日時:2025年7月2日(水)16:00~17:30
- 形式:Zoomウェビナー(定員100名・先着順)
- 参加費:無料
- 申込URL: https://dcajseminer250702.peatix.com
登壇者プロフィール

モデレーター:脇田敬(FLYMUSIC代表取締役)
アーティストマネジメントや音楽マーケティングに精通し、デジタル時代の音楽ビジネスを牽引。著書に『音楽デジタルマーケティングの教科書』(共著:山口哲一)など。

パネリスト:山口哲一(Studio ENTRE代表取締役)
音楽プロデューサー、エンターテック・エバンジェリスト。AI時代の音楽家育成や政策提言にも取り組む。

パネリスト:浅田祐介(ANYTHING GOES代表取締役)
音楽プロデューサー/JSPA代表。CharaやCrystal Kayなど数々のアーティストを手がけるヒットメーカー。
関連リンク
- 【Lounge+Dでの講演タイトル】
Wabi Sabi Music – Beauty of Imperfection and Impermanence
日本的な「わびさび」の精神が、アナログからAIへどう継承されたかを探る。 - music2.0がSónarに出展したプレスリリースはこちら
生成AIと音楽が交錯する未来の地図を描くこのセミナーは、単なるレポートにとどまらない。リアルな現場で活躍するプレイヤーたちの声を通じて、これからのクリエイティブに新たな可能性を感じさせる時間となるであろう。音楽とテクノロジーの交差点に関心を寄せるすべての人に、ぜひチェックしていただきたい。