バーチャルシンガー・花譜とボーカリスト・CHiCOによるコラボレーション作品が、2025年6月25日（水）にデジタルWリリースされることが発表された。リリースされるのは、CHiCO名義の「Story Tellers」と、花譜名義の「撃って（ブッテ）」の2曲。それぞれのアーティストを主軸としつつも、対になるような世界観で構成された“連作”という新たな形の音楽作品となっている。
この2曲は、2025年4月29日（火・祝）にLINE CUBE SHIBUYAで開催されたCHiCOのワンマンライブ「LAWSON presents CHiCO 1st Hall Live “CONFETTi”」にてサプライズで初披露された。以降、SNSを中心にファンの間で大きな話題となっていた。
CHiCOと花譜の関係は、花譜がCHiCOの音楽を長年リスナーとして追っていたことから始まる。2024年に花譜のラジオ番組「ぱんぱかカフぃ(R)」（InterFM）にCHiCOがゲスト出演したことで初対面。その後、交流を重ねて今回の共演が実現した。
「Story Tellers」は、CHiCOとSPYAIRのMOMIKENによる歌詞、SPYAIRのUZによる楽曲提供で、まっすぐな希望を描いたポジティブなナンバー。一方、「撃って」は清竜人が作詞・作曲・編曲を担当し、耽美で情緒的な世界観が広がる作品となっている。2曲は異なる作家陣によって制作されながらも、それぞれのアーティストの表現を通じて“生き方の対比”が浮かび上がるよう設計されている。
公開されたアートワークも印象的で、花譜の新衣装とともに、まるで「二人で一人」「一人の中にある二面性」とも感じさせるビジュアルが展開されている。単なるコラボではなく、二人の女性アーティストがそれぞれの視点から紡いだ“物語”として体験できる意欲作だ。
また、6月15日（日）22:30からCHiCOのラジオ番組「BREAK IT DOWN」（FM yokohama）で「Story Tellers」が初オンエアされ、6月17日（火）23:00からは花譜の番組「ぱんぱかカフぃ(R)-青春編-」（InterFM）で「撃って」が初解禁される。
6月25日のリリースに向けて、両者による対談やビジュアルコンテンツ、Music Videoの公開も予定されており、今回のコラボが単発に終わらない広がりを持って展開される可能性も高い。
それぞれのフィールドで第一線を走る女性アーティストが描く、“二つの生き方”。その交差点に立ち会う日を楽しみに待ちたい。
リリース情報
▼配信日
2025年6月25日（水） デジタルリリース
▼楽曲情報
・CHiCO × 花譜「Story Tellers」
作詞：MOMIKEN、CHiCO／作曲：UZ／編曲：tasuku（valornex Inc.）
・花譜 × CHiCO「撃って」
作詞・作曲・編曲：清竜人
※花譜の“組曲2”シリーズ第6弾としてリリース
ラジオ初オンエア情報
・「Story Tellers」
2025年6月15日（日）22:30～
FM yokohama「BREAK IT DOWN」
・「撃って」
2025年6月17日（火）23:00～
Inter FM「ぱんぱかカフぃ(R)-青春編-」
アーティスト情報
花譜（かふ）
KAMITSUBAKI STUDIO所属のバーチャルシンガー。
2018年、当時14歳で活動をスタート。唯一無二の歌声と世界観で、デビュー直後からネットシーンを中心に注目を集める存在に。代表作となる「組曲」シリーズをはじめ、ジャンルや形式に縛られない音楽表現を続け、国内外に熱狂的なファンを持つ。
YouTube登録者数は100万人、総再生回数は3億回を突破。2022年の日本武道館公演「不可解参(狂)」、2024年の代々木第一体育館公演「怪歌」など、バーチャルシンガーとしてのライブ規模を次々に更新。
2025年には海外公演にも本格進出し、KAMITSUBAKI STUDIOの看板アーティストとしてその存在感を拡大中。
CHiCO（チコ）
2014年、クリエイターユニットHoneyWorksとのコラボ「CHiCO with HoneyWorks」としてメジャーデビュー。
アニメ「アオハライド」「銀魂」「BORUTO」「ハイキュー!!」など、数々の人気作品の主題歌を担当し、ティーン層を中心に絶大な支持を集めてきた。
2023年4月、ZeppツアーファイナルをもってCHiCO with HoneyWorksの活動を一時休止。以降、ソロアーティストとして新たなステージへ。
2025年現在は、より自分自身の音楽性と向き合いながら、表現者・ボーカリストとしての再出発を進めている。
