ラスマス・フェイバー、ダンスミュージックへの原点回帰を告げる新曲「Seem To Last」を発表

北欧スウェーデンの首都・ストックホルムを拠点に活動するプロデューサー/DJ/コンポーザー/ピアニスト、ラスマス・フェイバーが、自身のレーベル〈Farplane Records〉から新曲「Seem To Last」をリリースする。配信開始は2025年6月20日を予定しており、Spotify、Apple Music、Beatportなど主要プラットフォームで展開される。

本作は、ダンスミュージックへの“原点回帰”をテーマに掲げた新たなプロジェクトの第一弾シングルであり、今後のリリースに向けた狼煙ともいえる重要な一曲だ。代表曲「Ever After」「Divided / United」「Get Over Here」などで知られる彼が提示する「Seem To Last」は、ラテン・ハウスを軸とした高揚感あふれるダンストラック。シンセのフィルター処理された浮遊感、ピアノのリフ、そしてファンキーにうねるベースラインが、まるで真夏の太陽のように眩しく煌めく。ボーカル・フックも極めてキャッチーで、フロアにいる者を一瞬で熱狂の渦へと巻き込むポテンシャルを秘めている。

▶︎ 試聴リンクはこちら:
https://s.disco.ac/dbrjsyenbryh

ラスマス・フェイバーは2000年代初頭、ジャズやラテン、生演奏のエッセンスを取り入れたハウスミュージックでシーンに登場し、以降もDefectedやArmadaといった名門レーベルからのリリースや、アクスウェル、デッドマウス、カスケードらとのコラボレーションなど、グローバルな活動を展開してきた。

さらに近年では、アニメやゲーム、VRプラットフォームへの楽曲提供も積極的に行っており、『マクロスΔ』『メタルギアソリッド』『Honor of Kings』といった作品への参加でも知られる。こうした活動は、ジャンルを超えた彼の音楽性の広がりを示しており、2020年代のラスマス・フェイバー像を決定づける要素ともなっている。また、自身がプロデュースするジャズとアニメを融合させたユニットPlatina Jazzは、日本を含む世界中で熱狂的な支持を集めており、これまでに9作のアルバムを発表。2025年5月に東京・コットンクラブで開催された約6年ぶりの来日公演も、4日間すべてのステージがソールドアウトとなる大成功を収めた。

「Seem To Last」は、彼が20年以上にわたり蓄積してきた音楽的深みと洗練されたプロダクションスキルが注ぎ込まれた、いわば“今のラスマス・フェイバー”を体現する一曲である。ソウルフルでグルーヴィー、ラテンのスパイスが効いたこの楽曲は、クラブシーンのみならず幅広いリスナーの心をも捉えるに違いない。

ラスマス・フェイバー 公式サイト

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