ダンス専門のクリエイティブエージェンシー「ODORIBA」所属のマルチアーティスト、micoが手がけた琴音『Heaven』のミュージックビデオが、ヨーロッパ有数の国際MVアワード「Berlin Music Video Awards 2025」において「Silver Screening」作品に選出された。

この作品は、現地時間6月12日(水)〜6月14日(金)にかけてドイツ・ベルリンで開催される授賞式にて公式上映される予定。数千点に及ぶ世界中の応募作品の中から選ばれた映像として、注目を集めている。
【MVについて】


琴音『Heaven』のMVは、micoが企画・構成・演出・振付・出演のすべてを一貫して手がけた総合芸術的な作品。シンガーソングライター琴音の透明感ある歌声と、内面の葛藤を描いた楽曲の世界観を、静謐かつ緻密な映像美と身体表現によって可視化している。
テーマは「光と影」。現代的なコンテンポラリーダンスとストリートスタイルが交差し、空間と身体、音楽が緻密に交差する演出が特徴。micoが得意とする“ダンスを軸とした物語構築力”が高く評価され、同アワードの審査員によって「ミュージックビデオの可能性を押し広げる挑戦的な作品」として選出された。
【micoについて】
mico(ミコ)は1999年生まれ、東京出身のマルチアーティスト。振付師・ダンサー・演出家・映像ディレクターとして幅広く活動しており、SEKAI NO OWARI「最高到達点」や水曜日のカンパネラ「聖徳太子」など話題作にも携わっている。
自身が主宰するダンスカンパニー「mico piece」では、企画・演出から出演までを担い、ダンスと映像の融合を図る作品を発信。2024年には、世界大会「Body Rock Junior」にてU-18チームを指導し、世界3位を獲得。現在は映像演出や振付だけでなく、国際舞台への進出にも力を入れている。
次回は2025年7月13日(日)にアメリカ・サンディエゴで開催される世界的ダンス大会「Body Rock」のU-18部門「Body Rock Jr.」にて振付チームを率いて出場予定。
【micoコメント】
「演出や振付だけでなく、表現者としてのすべての力を注ぎ込んだこの作品を、ベルリンという舞台で上映していただけることを非常に光栄に思います。琴音さんをはじめ、関わってくれたすべての方々に感謝しています。」
【MVスタッフクレジット】
作品名: 琴音「Heaven」Official Music Video
出演: mico, mico piece(Lea / Rua / rino / chiharu)
企画・構成・演出・振付・出演: mico(ODORIBA)
撮影監督・クリエイティブディレクター: Kazuki
カラーグレーディング: Tatsuki
ヘア&メイク: Hina Maeno / Minori
制作アシスタント: Nago(mico piece)
プロデューサー: Rieko Araki(ODORIBA)
【楽曲情報】
曲名: Heaven
アーティスト: 琴音
作詞: Junji Ishiwatari
作曲: SOULHEAD / HND
編曲・プログラミング: HND
レコーディング/ミックス: Takahiro Okubo(Victor Studio)
マスタリング: Takahiro Uchida(FLAIR)
【アーティスト情報】

琴音(ことね)
新潟県出身。10代から音楽活動をスタートし、透明感のある歌声と深い内省を描く詞世界で注目を集める若手シンガーソングライター。映画やテレビ主題歌も手がけるなど、ジャンルを問わず幅広く活動中。

mico
ODORIBA所属の振付師・演出家・映像ディレクター。新体操で培った身体表現をベースに、コンテンポラリーとHIPHOPを融合したスタイルで独自の世界観を構築。振付から映像制作までワンストップで手がけるクリエイターとして国内外から評価を受けている。
【Berlin Music Video Awards 2025 開催概要】
会期: 2025年6月12日(木)〜6月14日(土)
会場: ドイツ・ベルリン
公式サイト: https://www.berlinmva.com
今作『Heaven』の選出を機に、micoのクリエイティブはさらに国際的な舞台へと広がっていく。ダンスと映像の交差点で生まれる新たな表現に、今後も注目したい。