
東京ディズニーリゾートが仕掛けるこの夏のスペシャルイベント「サマー・クールオフ at Tokyo Disney Resort」が、2025年7月2日(水)から9月15日(月)まで開催される。今年の目玉は、3人組バンド・Mrs. GREEN APPLEとのコラボレーション。彼らが手がけた新テーマソングが、園内各所の演出に組み込まれる形で活用され、これまでにない“音と水”の一体感が演出される。
テーマソングは、すでに6月6日(金)に東京ディズニーリゾートのYouTube公式チャンネルにて一部公開。レコーディングシーンとあわせて、楽曲の雰囲気や世界観を感じ取れる内容となっている。
この楽曲は以下のコンテンツで活用される:
東京ディズニーランド
- 「ベイマックスのハッピーライド」:既存のBGMに加えてランダムで楽曲が流れる仕様
- 「ベイマックスのミッション・クールダウン」:園内6か所のうち2か所で、フロート停止時にテーマソングが流れる演出
- 「スプラッシュ・マウンテン“もっと!びしょ濡れMAX”」:従来以上の“びしょ濡れ”仕様で夏仕様に特化した演出が予定されている
東京ディズニーシー

- 「“びしょ濡れ”ハーバースプラッシュ」:メディテレーニアンハーバーで1日6回(約90秒/回、毎時50分)実施されるスプラッシュタイムで楽曲が流れる
- 「ドックサイド・スプラッシュ・リミックス」:新たな水上ショーがスタート予定
Mrs. GREEN APPLEの楽曲が流れるTVCMも6月7日(土)から中京・関西エリアでスタートし、14日(土)には首都圏、以降順次全国で放映される。映像はYouTubeや特設サイトでも視聴可能で、プロモーションとしての波及効果も大きい。
ディズニーリゾートとしては、音楽とアトラクション体験をより強くリンクさせる狙いが明確だ。これまで以上に“演出の一体感”が求められる時代において、アーティストとのコラボは単なる話題作りにとどまらず、来園者の没入体験を深める手段となる。
“びしょ濡れ”דアップテンポサウンド”という分かりやすいテーマ設定で、幅広い年代への訴求を狙った今夏のイベント。来園者のSNS投稿を前提とした話題拡散も期待される中、ディズニーリゾートのブランディングとエンターテインメントの融合戦略が、ここでも光っている。