19歳のジャズ・サックス奏者、村越葵セカンド・アルバム『Out of the Blue』をリリース──バークリー仕込みの新境地

2025年6月3日

ジャズ・シーンの新鋭、村越葵がセカンド・アルバム『Out of the Blue』を2025年8月6日（水）にリリースする。前作『BiCOLORE.』からわずか1年足らずでの新作発表となる。

2005年生まれ、北海道出身の村越は現在バークリー音楽大学に在学中。19歳にして、Terri Lyne CarringtonやTony Malaby、Marquis Hillといった世界的ジャズプレイヤーに師事し、2025年にはPanama Jazz Festivalへの出演も果たしている。国内でもSax World主催「超絶サックス・コンテスト2022アルト編」3位入賞、SAPPORO CITY JAZZのバークリーアワード受賞など、その実力は早くから注目を集めていた。

新作『Out of the Blue』は、ディスクユニオンの新レーベル「Kamnabi Records」からのリリース。全8曲収録で、プロデュースは引き続き小川悦司が担当。参加メンバーは、友田ジュン（Pf）、金子義浩（Ba）、橋本現輝（Dr）といった若手実力派たち。

収録曲は、バークリーでの1年間の学びを反映したオリジナル曲3曲（『Out of the Blue』『Hill』『Magnolia』）に加え、ロバート・グラスパー作『Downtime』やロイ・ハーグローブ作『Liquid Streets』など、現代ジャズの重要曲を含むカバー5曲。ジャズの王道と現代性を架橋する構成になっている。

CDは税込3,300円で全国発売。リリースに合わせて全国8都市でのリリースツアーも決定しており、札幌（8月6日）、名古屋（8月18日）、東京（8月19日）などで演奏予定。

なお、現在開催中の「日本凱旋ツアー」は5月23日〜7月2日まで全国25カ所を巡回中。お茶の水NARU（6月6日）、目黒BLUES ALLEY JAPAN（6月17日）など、首都圏での公演も多数予定されている。

村越の公式SNSや公式サイトでは、各公演の詳細や最新情報が随時更新されている。