未知の音に出会う午後──ハンドパン職人・時田清正が語る“響く”ものづくり

銀座のど真ん中で、まだあまり知られていない“世界で一番新しい打楽器”に触れるチャンスがある。
2025年7月5日(土)、銀座・新潟情報館 THE NIIGATAにて開催されるのは、ハンドパン奏者・時田清正によるライブ&トークイベント「響楽の会」。製作から演奏までを自身で手がける時田の活動は、単なる音楽イベントではなく、“ものづくりと表現の接点”そのものを体感できるコンテンツになっている。

【ハンドパンとは何か】

ハンドパンは、2000年にスイスで生まれた新しい打楽器。
見た目はUFOのようで、素材はスチールまたはステンレス。指で軽く叩くことで澄んだ、浮遊感のある音が広がり、スティールパンやガムランを思わせる神秘的な音色が特徴だ。

国内ではまだ認知度が高くないが、近年はヨガや瞑想、音楽療法の文脈でも注目されている。

【時田清正と燕市】

ハンドパンを「作り、奏でる」人物が、新潟県燕市にいる。
時田清正、26歳。東京都出身で、19歳のときに燕市へ移住。地域おこし協力隊として活動を始め、独学でハンドパンの製作を開始。2022年には自身のアトリエ「響楽舎(きょうがくしゃ)」を設立した。

燕市といえば、金属加工の街。技術と素材に恵まれたこの土地で、彼は“世界で一番新しい打楽器”を一から生み出し続けている。

【イベント概要】

名称: 響楽の会 ~叩き、鍛え、響かせる。世界で一番新しい打楽器~
開催日: 2025年7月5日(土)
時間: 14:30~16:15(受付開始 14:00)
会場: 銀座・新潟情報館 THE NIIGATA 3階イベントスペース
(東京都中央区銀座5-6-7)
定員: 30名(事前申込制・応募多数の場合は抽選)
参加費: 1,500円相当
※当日、「THE NIIGATA」館内のショップまたはレストランで税込1,500円以上利用すれば実質無料

申込期限: 2025年6月21日(土)
申込フォーム: https://forms.gle/Z8N17sAQVug3wxiRA
詳細ページ: https://the-niigata.jp/event/7277/

【何が体験できるのか】

この日のイベントでは、時田によるハンドパンのアコースティックライブが実施される。生演奏の臨場感とともに、製作背景や燕市での挑戦、ハンドパンとの出会いなどについて語るトークショーも実施予定。

まだ実物を見たことも聴いたこともないという人にこそ参加してほしい。音楽ファンはもちろん、地域創生やクラフト、独立・起業に関心のある層にも響く内容だ。

【プロフィール|時田清正】

  • 1998年東京都生まれ、茨城県育ち
  • 2018年、19歳で燕市に移住
  • 地域おこし協力隊として活動を続けながら、ハンドパン製作を開始
  • 2022年、自身のアトリエ「響楽舎」を設立
  • YouTubeやInstagramを通じてハンドパンの魅力を発信中

響楽舎HPhttps://handpankyogakusha.myshopify.com/
YouTubehttps://www.youtube.com/@%E9%9F%BF%E6%A5%BD%E8%88%8E
Instagramhttps://www.instagram.com/kyougakusya.handpan/

金属の街・燕市で生まれた新しい音が、東京・銀座で響く。
この夏、少しだけ日常を離れて、まだ見ぬ音との出会いに時間を使ってみてほしい。

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