アナログが照らす創造の未来──オーディオテクニカの新シリーズ「The Stories」が始動

デジタル全盛の時代に、あえて「アナログの価値」を問い直す対談動画シリーズがスタートした。オーディオテクニカが手がける新企画「The Stories analog 〜 naturally」(以下「The Stories」)は、2025年5月29日(木)より公開。音楽や映像、アートなど、表現の最前線にいるクリエイターたちが、アナログというテーマを軸に語り合うシリーズだ。

ナビゲーターを務めるのは、モデル・DJ・アーティストとして活躍する大平修蔵。SNS総フォロワー数は約1000万人。デジタルネイティブでありながら、アナログの本質に興味を持ち続ける彼が、ゲストとともに感性の深層に迫る。

大平修蔵コメント

普段、僕たちは「アナログ」という言葉を特別意識することはないかもしれません。でも、誰かに何かを伝えたい、届けたいという気持ちは、きっと誰もが持っている普遍的なものだと思います。自分が表現したい想いが、受け取った人にどう響くのか、その心の動きを想像すること。それは、効率やスピードが重視される現代において、忘れがちな、けれどとても大切な感覚だと思います。今回、様々な表現の世界で情熱を持って活動されている方々と対話することで、そんなアナログな感性を通して見えてくる新しい発見や共感が生まれることを楽しみにしています。

第一回のゲストは、大沢伸一

MONDO GROSSOやSHINICHI OSAWA名義で世界中のアーティストとコラボし、ジャンルやフォーマットを超えて音楽を再構築してきた人物だ。アナログレコードに特化したミュージックバーのプロデュースも手がけており、まさに“現代のアナログ実践者”といえる存在。

www.shinichi-osawa.com

https://www.instagram.com/shinichiosawa

公開スケジュール

  • 前編:5月29日(木)
  • 後編:6月13日(金)

この対談では、アナログが人間の感性に与える影響、そして音楽が社会や世界に果たせる役割について掘り下げていく。大沢伸一が語る「アナログの再定義」が、現代のクリエイターにどんなヒントを与えるのか、注目だ。

「The Stories」は、「analog 〜 naturally」プロジェクトの第三弾として展開されるもの。第一弾は2025年4月、ミラノデザインウィークへの出展で、第二弾ではインテリアと音楽を融合させたターンテーブル「Hotaru」の発表が話題を呼んだ。そして今回、対話というかたちでアナログの価値を紐解いていく。

創業60周年を迎えたオーディオテクニカは、「もっと、アナログになっていく。」というメッセージを掲げ、音響技術と人間の感性の関係を問い続けている。アナログは単なるノスタルジーではない。そこには、人間の手ざわり、思考の余白、偶然の美しさといった、これからの創造に欠かせない価値がある。

プロジェクト詳細

プロダクト、体験、対話。3つのアプローチから展開される「analog 〜 naturally」。今こそアナログの持つ本質的な価値に目を向ける時が来ている。

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