
第78回カンヌ国際映画祭にて、俳優マッツ・ミケルセンが自身の名を冠したカクテル「マッツ・ネグローニ」を披露し、映画と創造性に対する敬意を表現した。
これは、イタリアを代表するリキュールブランド〈カンパリ〉が同映画祭期間中に開催した「Campari Hideaway Beach」での出来事。バーカウンターに立ったミケルセンは、自らの手でゲストにカクテルを振る舞い、映画制作に携わる者たちへの賛辞と祝福を込めた。

「カンヌに戻り、情熱あふれる映画製作者やストーリーテラーたちに囲まれることは、常に光栄です」と語るミケルセン。今回彼が考案した「マッツ・ネグローニ」は、クラシックなネグローニをベースにしつつ、ジンの代わりにスモーキーなメスカルを使用。さらにグリーンマンダリンの爽やかな香りを加えることで、複雑で大胆な個性を持つ仕上がりとなった。まさに彼の俳優としてのキャリアを映し出すような、深みと遊び心を兼ね備えた一杯である。
イベントには、モデルのバルバラ・パルヴィンやヘレナ・クリステンセン、俳優ルシアン・ラヴィスカウント、サブリナ・ドゥーレらも登場。映画文化を語り合う洗練された空間が展開された。

なお、「マッツ・ネグローニ」はカンヌ会場内のカンパリ・ラウンジおよびハイドビーチ・バイ・カンパリで限定提供され、多くの映画ファンと業界関係者の注目を集めた。
カンパリは、2025年もカンヌ国際映画祭の公式パートナーとして参加。ミケルセンとのコラボレーションのほか、新進気鋭の映画制作者を讃える「ディスカバー・レッド」イベントや、女性映画人を支援する「Breaking Through The Lens」、ザ・ハリウッド・リポーターとのポッドキャストなど、さまざまなプログラムを通じて映画と創造性への支援を続けている。

映画とカクテルという、異なる表現手段が交わるこのひととき。赤のスピリットをまとったカンパリは、今年もその革新性と情熱で、世界の映画文化に鮮やかな彩りを加えたのである。
※限定コンテンツや最新情報は、カンパリ公式SNS(@campariofficial)をチェックされたし。