上質レザーと電子ドラムが出会う──RolandとHERZの異色コラボによる限定チューニングキーホルダーが誕生

音楽とクラフトマンシップが交差する東京・原宿にて、新たな化学反応が生まれようとしている。ローランド株式会社は、1973年創業の老舗レザーブランドHERZ(ヘルツ)とのコラボレーションによるキャンペーンを、2025年5月31日(土)より開始する。本キャンペーンでは、電子ドラム「V-Drums」シリーズを購入したユーザーに、HERZ製のレザー製チューニングキーホルダーがプレゼントされる。

対象店舗は、渋谷区・神宮前に構える直営店「Roland Store Tokyo」と、神奈川県川崎市に位置する「Roland × Shimamura Kawasaki」の2か所。対象製品は「TD-17」「TD-27」「V-Drums 7シリーズ」「VADシリーズ」「VQDシリーズ」など、ドラム音源とパッドの組み合わせで税込30万円以上のV-Drums製品である。

「一人一作」の精神と音楽の融合

HERZは、革の裁断を除くすべての工程をひとりの職人が一貫して担う「一人一作」スタイルを貫くブランドである。タンニンなめしの分厚い革を使った製品は、長年の使用に耐え、使い込むほどに味わいを増す。このHERZの哲学が、Rolandが長年追求してきた“本物の音”へのこだわりと共鳴し、今回のコラボレーションが実現した。

今回プレゼントされるチューニングキーホルダーは、チューニングキー(ドラムヘッドの張りを調整する専用工具)を収納・携帯するためのアイテムである。HERZの熟練職人が手掛けるこのホルダーは、見た目の美しさだけでなく、ドラム演奏者の声を反映した高い実用性も兼ね備えている。

なお、キーホルダーにチューニングキー自体は付属しておらず、V-Drums製品に同梱されているものを使用する仕組みだ。

ドラムの相棒に“育つ”レザー

HERZとRoland、まったく異なるフィールドで活躍する両社のコラボレーションは、単なるノベルティにとどまらない。むしろこのキーホルダーは、ドラムと共に育つ“相棒”として、長くプレイヤーの手元に残る存在となるだろう。

表参道・原宿というクラフトと音楽、そしてファッションが交錯する地で生まれたこのプロダクトは、感性を刺激するデザインと質感をまとっている。HERZらしい「いなたさ」とRolandの「革新性」をあえてぶつけたデザインからは、両ブランドの挑戦心が読み取れる。

キャンペーン概要

  • 開始日:2025年5月31日(土)
    ※特典は数量限定、無くなり次第終了
  • 対象製品
    V-Drums「TD-17シリーズ」「TD-27シリーズ」「V-Drums 7シリーズ」「VADシリーズ」「VQDシリーズ」
    ※もしくはドラム音源とパッドの組み合わせで税込30万円以上のV-Drums製品
  • 実施店舗

レザーの魅力を、音楽と共に

レザーが好きな人にも、初めて触れる人にも──HERZが込めた「革と共に生きる」哲学は、ドラムプレイヤーにとってもきっと新鮮な体験となるはずである。チューニングキーホルダーの経年変化は、プレイヤーの音楽人生と呼応しながらその風合いを深めていく。

Rolandの革新とHERZの伝統が出会うこのキャンペーンは、機材購入という瞬間を、特別な記憶に変える仕掛けである。電子ドラムというテクノロジーに、手仕事の温もりが宿る。それこそが、このコラボレーション最大の魅力である。

「VAD716」

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