スティーヴ・マックイーンの名作がBS10で甦る ──『拳銃無宿』6月9日放送開始、『ゲッタウェイ』は無料放送

『拳銃無宿』©1958‐1960 FOUR STAR ‐ MALCOLM(AJOINT VENTURE)

“男が惚れる男”として今なお伝説的な人気を誇る俳優、スティーヴ・マックイーン。その代表作ともいえる2作品が、この初夏BS10スターチャンネルで一挙に楽しめる。

まず注目すべきは、マックイーンの出世作である西部劇ドラマ『拳銃無宿(原題:Wanted: Dead or Alive)』の放送である。舞台は1870年代のアメリカ西部。彼が演じるのは、孤高の賞金稼ぎジョッシュ・ランダル。正義を貫くその姿と神業的な早撃ちアクションは、当時の視聴者の心を掴み、マックイーンのキャリアを大きく飛躍させた。本作は1958年から1960年にかけてアメリカで放送され、日本でも1959年から人気を博した伝説のドラマである。

『拳銃無宿』©1958‐1960 FOUR STAR ‐ MALCOLM(AJOINT VENTURE)

今回BS10スターチャンネルでは、日本未放送だった16話を含む全94話(字幕版)を完全網羅。すべての映像をオールカラーで蘇らせ、吹替版(全78話)とともに放送される。特筆すべきは、ジェームズ・コバーンやウォーレン・オーツといった後の名優たちのゲスト出演も見逃せない点である。

また『拳銃無宿』の放送開始を前に、5月23日(金)の「舘ひろし シネマラウンジ」では、スティーヴ・マックイーン主演映画『ゲッタウェイ』(1972)が無料でオンエアされる。バイオレンス映画の巨匠サム・ペキンパー監督による本作は、銀行強盗の主人公とその妻が逃避行を続ける緊張感溢れるアクション作品。マックイーンとアリ・マッグローの共演によるロマンスも、映画にもう一つの深みを与えている。

© Warner Bros. Entertainment Inc.

この放送回では、俳優・舘ひろしが映画パーソナリティ伊藤さとりとともに、マックイーンへの愛とともに作品の魅力を徹底的に語り尽くす。さらに、6月9日(月)朝には『ゲッタウェイ』の吹替ノーカット版も放送される予定だ。

銀幕の“キング・オブ・クール”、スティーヴ・マックイーン。その魅力を今こそ再発見すべき好機である。初夏の朝に、夜に、名作西部劇とアクション映画の金字塔に触れてみてはいかがだろうか。

■放送情報
【『拳銃無宿』】BS10スターチャンネル独占放送
・吹替版:6月9日(月)より 毎週(月)〜(金)6:00頃〜
・字幕版:6月28日(土)より 毎週(土)6:00頃〜(1日5話ずつ)
・6月7日(土)12:00〜 吹替版第1話無料放送あり

舘ひろし シネマラウンジ

【『ゲッタウェイ(1972)』】
・5月23日(金)18:30〜「舘ひろし シネマラウンジ」内で無料放送(字幕版)
・5月30日(金)9:00〜 ノーカット・ノーCMの有料放送(字幕版)
・6月9日(月)6:45〜 吹替ノーカット版放送

【公式サイト】
『拳銃無宿』特設ページ:https://www.bs10.jp/star/drama/wanteddeadoralive/1/
BS10スターチャンネル:https://www.bs10.jp/star/

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