夕暮れの海に響く、“自分らしさ”のブレンド──「サンバースト feat. Kj, 宝鐘マリン, Mamiko」本日リリース

BACARDI音楽蒸溜所が贈る、“自分らしさ”をブレンドした新たな一杯

バカルディによる音楽プロジェクト「BACARDI 音楽蒸溜所」から、新たな一曲「サンバースト feat. Kj, 宝鐘マリン, Mamiko (Produced by DJ FUMIYA)」が本日5月9日、BACARDI RECORDSよりリリースされた。

本作は、“Oceanside Twilight”──海辺の夕暮れ時──をテーマに、ジャンルも活動領域も異なる三人のアーティストが、それぞれの「自分らしさ」を持ち寄って作り上げたコラボレーション楽曲である。

トラックを手がけたのは、RIP SLYMEの屋台骨として知られるDJ FUMIYA。ジャンルの壁を自在に横断する彼は、日本語ヒップホップ初のミリオンヒットを記録した『TOKYO CLASSIC』をはじめ、bird、Fantastic Plastic Machine、Mr.Children、布袋寅泰といった名だたるアーティストとの共演歴を誇る。

そこに重なるのは、Dragon Ash / The RavensのKj。1997年のデビュー以来、バンドのフロントマンとして日本のミクスチャー・ロックを牽引し続けてきた彼は、近年ではソロプロジェクト「The Ravens」でも精力的に活動。今回も、研ぎ澄まされた言葉とメロディで楽曲に奥行きをもたらしている。

加えて、chelmicoのラッパーであり、ソロとしても活躍する鈴木真海子(Mamiko)が参加。2017年に『Deep green』でソロデビューして以来、その柔らかなフロウと生活感あるリリックで独自の世界観を築いてきた彼女は、本作でも自然体の声を響かせる。

さらに、VTuber界の旗手・宝鐘マリンがこの異色の組み合わせに加わった。YouTube登録者数は300万人を超え、楽曲MVの総再生回数は1億5千万回以上。お姉さん風のキャラクターと、時に小悪魔的なテンションを交えながら放たれるその存在感は、バーチャルの枠を超えたインパクトを与えている。

そんな4人の“音”が交わる今回の「サンバースト」は、まさに「異なる音色をブレンドするBACARDI 音楽蒸溜所」らしい一作である。潮風が吹き抜けるような開放感の中に、それぞれの個性がきらめきを放ちつつ、決して調和を失わないバランス感。トラックはあくまでゆったりと流れながら、夕暮れのグラデーションのように情感が深まっていく。

▼ 楽曲リンク:
https://orcd.co/m1brnyo

“直接会わずにつくる”コラボレーション、その舞台裏

この楽曲の制作は、アーティスト同士が直接顔を合わせることなく、データのやり取りのみで進められたという。そのプロセスを経て完成した後、4人は一堂に会し、「自分らしさ」をいかにして貫いたのかを語り合うクロストークが実現。対談の様子はYouTubeチャンネル「BACARDI 音楽蒸溜所」や、J-WAVE、FM802、ZIP FM、CROSS FMの各ラジオ番組にて順次公開されていく予定である。

ミュージックビデオは6月初旬公開、さらなる世界観の深化へ

アーティスト自身が出演するミュージックビデオも、6月初旬に公開予定。音楽の中に込められた“解放感”や“自分らしさ”が、視覚表現によってさらに広がりを見せることだろう。

“DO WHAT MOVES YOU(らしくいこう)”というスローガンのもと、バカルディが提示するのは、混ざり合うことで新しい個性が立ち現れるという可能性。音楽という蒸溜器の中で、自分を出し切ることが、他者と響き合う第一歩になる。「サンバースト」は、そのメッセージをやわらかく、しかし確かに伝えてくれる一曲である。

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