
「Round Midnight」「Lush Life」「Yesterdays」 ── ジャズの歴史を彩るスタンダードたちが、2026年4月のロサンゼルス・ブルーノートの夜に新しい息を吹き込まれた。グラミー賞通算6度受賞のジャズ・ヴォーカリスト、サマラ・ジョイがキャリア初のライヴ作品となる5曲入りEP『Live At The Blue Note L.A.』を10月23日にヴァーヴよりリリースすることを発表した。
全公演ソールドアウトの夜を、そのまま封じ込めた5曲
収録されたのは2026年4月、ブルーノート・ロサンゼルスでの連続公演 ── 全公演がソールドアウトとなった、その夜の記録だ。サマラとともにツアーを続けるセプテットとのパフォーマンスが、親密なジャズ・クラブならではの空気感とともに収められている。
「Round Midnight」「Yesterdays」「Lush Life」「No More Blues」「No More Blues Reprise」の全5曲は、スタジオ盤では届きえなかった何かを持っている。バンドとの呼吸、即興の熱、そして観客との共鳴 ── ライヴという場でしか生まれない臨場感が、5曲の随所に封じ込められた。セプテットとの確かな信頼関係が生む緻密なインタープレイが、サマラの声の力をさらに引き立てる。
「芸術的ブレイクスルー」と評された最新作から、ライヴへ
ブロンクス出身のサマラ・ジョイが世界の耳を引きつけ始めたのは2022年のこと。以来、新世代のジャズ・ヴォーカリストとして急速に評価を高め、最新スタジオ・アルバム『ポートレイト』ではヴォーカリストとしてだけでなく作詞家、バンド・リーダーとしても成熟を見せ、グラミー賞最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバム賞を受賞。グラミー通算6冠という数字がその軌跡を物語る。
NPR Musicが「これまでのキャリアで最もジャズへの深い理解が表れたアルバム」と評し、WRTIが「芸術的ブレイクスルー」と称賛した『ポートレイト』の次に届く本EPは、その進化がステージでどう花開いているかを直接体感できる作品だ。

サマラ・ジョイ EP『Live At The Blue Note L.A.』
2026年10月23日リリース Verve / Universal Music
