
揺るぎない自己肯定が、そのままフロアを突き動かす。
Ardalan とセネガル系アメリカ人シンガー Marieme がタッグを組んだニューシングル『I AM』が、Dirtybird よりリリースされた。
本作は、レーベル主導のクリエイティブプロジェクト「Flight Week」から生まれた第7弾。コラボレーションの熱量をそのまま閉じ込めた、力強いクラブトラックに仕上がっている。
トライバルな鼓動と、揺るがないボーカル
『I AM』の核となるのは、推進力に満ちたグルーヴだ。
トライバルなドラムパターンとタイトに刻まれるパーカッションが、フロアを確実に前進させる。
そこに重なるのが、Mariemeの存在感あるボーカル。キレのあるフロウと芯の通った歌声が、トラックに“フェム・フォワード”な強さを与えている。リズムの隙間を縫うように響くその声は、楽曲全体を支配する軸として機能している。

Flight Weekが生んだ化学反応
この楽曲は、Dirtybirdが主催するクリエイティブキャンプ「Flight Week」の中で制作された。
アーティスト同士が短期間で集まり、アイデアを交換しながら楽曲を形にしていく――そのスピード感と偶発性が『I AM』には色濃く刻まれている。
現場で生まれたひらめきと即興的なエネルギー。その空気感が、トラック全体に独特の躍動を与えている。
Dirtybirdを支えてきたArdalanの現在地
Ardalan は、Dirtybird初期からコミュニティに関わってきたアーティストのひとり。イベント参加者からスタートし、レーベルの中核アーティストへと成長してきた。
2010年には Justin Martin との「Mr. Spock」でデビュー。その後もEPやアルバムを重ね、2019年の『Mr. Good』で確固たる地位を築いた。近年もリリースやフェス出演を重ね、シーンにおける存在感を維持し続けている。
新世代ボーカリストMariemeの存在感
一方の Marieme は、エレクトロニック・シーンで注目を集めるシンガー/ソングライター。
Bedouin や Spencer Brown とのコラボでも知られ、その力強く個性的なボーカルで存在感を示してきた。
今回の『I AM』でも、彼女の声は単なるフィーチャリングに留まらない。楽曲のテーマそのものを体現する、中心的な役割を担っている。
“I AM”という宣言
タイトルが示すのは、シンプルでありながら強烈なメッセージ――「私は私である」。
外部の評価や状況に左右されない、自らの存在を肯定する意思が、このトラックには刻まれている。
トライバルなビートと断固としたボーカルが交差することで、そのメッセージはフロアにダイレクトに伝わる。
『I AM』は、ダンスミュージックの文脈においても、強い自己表現の一形態として響く一曲だ。

Release Info
Ardalan × Marieme
『I AM』配信中
レーベル:Dirtybird
Buy/Stream ‘I AM’
https://dirtybirdrecs.ffm.to/iamdirtybird
