灼熱の越境ビートが夜を焼く ── バイレファンキとブルシャリアが交差する一夜〈BAPHO〉

2026年3月12日(木)、深夜のフロアに南米の熱気が流れ込む。バイレファンキ/ブルシャリアを軸にエレクトロニック・ミュージックが交差するパーティ〈BAPHO〉が開催される。主催はUMYとnomotonootooto。国内外のクラブシーンを横断するアーティストが集い、ジャンルの境界を軽やかに越えていく“灼熱の夜”が立ち上がる。

Openは22:00。エントランスは¥2,000、23:00までの入場は¥1,000となる。

リオから世界へ拡張するビートの現在形

この夜の中心にあるのは、ブラジル・リオデジャネイロ発のダンスミュージック、バイレファンキ。マイアミベースやエレクトロファンクの系譜を引き継ぎながら、電子音楽の進化とともに爆発的な変化を遂げてきたジャンルだ。さらに近年、その派生として注目を集めているのがブルシャリア。歪んだシンセサイザーや過剰なハイエンドを特徴とし、既存のバイレファンキから逸脱する攻撃的なサウンドで、ブラジル本国のメインストリームにも迫る勢いを見せている。

〈BAPHO〉は、そんな南米のビートの最前線を東京のフロアへと接続する試みでもある。

ececが切り開くデジタルネイティヴのフロア

ラインナップの中心にはecec。バイレファンキのポテンシャルに早くから注目し、日本のクラブシーンに取り入れてきた数少ないアーティストのひとりだ。ロサンゼルス、ロンドン、上海、ウィーンといった都市でプレイし、さらには大規模フェスティバルやファッションブランドのパーティでも存在感を示してきた。デジタルネイティヴ世代を象徴するアーティストとして、グローバルな文脈の中でフロアを揺らし続けている。

坂田律子が導くワールドミュージックの深層

このパーティの専門性を支えるのが坂田律子だ。ワールドミュージックのディガーとして知られる彼女のトラックリストには、ブルシャリアをはじめ、台湾やブラジルの音楽、レゲトン、さらには現地のバイク音に至るまで、多様な“辺境音”が潜んでいる。ローカルな音楽文化を掘り起こす感性と現代エレクトロニック・ミュージックとの交差は、この夜に特別な厚みをもたらすだろう。

即興の音風景を描くvqのライブ

ライブアクトとして登場するvqは、iPhoneを用いた即興パフォーマンスで知られるアーティスト。空間や時間、都市や自然、人の気配といったさまざまな要素から音の核をすくい上げ、その場で組み上げていく。フロアと世界のあいだに漂う断片を結び直すようなプレイは、今この瞬間の音楽を鮮やかに浮かび上がらせる。

music fmが描く“デケェ曲”のうねり

今年に入り4枚目のシングルをリリースしたmusic fmも登場。クルーの中で共有される“デケェ曲”というコンセプトは、メンバーそれぞれの幅広い音楽性を巨大なグルーヴへとまとめ上げるもの。スタイリッシュでありながらユーモラス、ナードな感性と豪快なダンスミュージックの衝動が共存する彼らのサウンドは、この夜をドラマティックに彩るはずだ。

東京の夜に現れて消える、灼熱のクロスオーバー

UMYとnomotonootootoが仕掛ける「BAPHO」は、バイレファンキ/ブルシャリアとエレクトロニック・ミュージックが出会う交差点のようなパーティだ。都市、ジャンル、カルチャーを横断するビートが、フロアをひとつの熱帯へと変えていく。

現れては消える、一夜限りの熱狂。その瞬間を体験できるのは、3月12日の深夜だけだ。

〈BAPHO〉

2026年3月12日 木曜日

Open 22:00

Entrance : ¥2,000

Before 23:00 : ¥1,000

【Lineup】

ecec

坂田律子

vq -Live-

music fm

UMY

nomotonootooto

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