眠りと夢のあわいで踊るピアノ ── 小瀬村晶、新EP『Bedroom Dance』で描く“夢の音楽”

photo: Shin Kikuchi

作曲家/ピアニストの小瀬村晶が、最新EP『Bedroom Dance』を3月13日に配信リリースすることを発表した。ワールド・スリープ・デーと連動した本作は、睡眠と夢をテーマにした一連のEPシリーズの最新章。先行シングル「Before Long」もすでに配信がスタートしている。

“夢の中で弾いていた旋律”から生まれた3つの風景

全曲ソロ・ピアノ編成で制作された本作は、わずか3曲ながら濃密な物語性を湛える。軽やかな浮遊感を帯びたタイトル曲「Bedroom Dance」は、作家自身が夢の中で弾いていた旋律を起点に構築されたという一曲。続く「Dreamlike」では、夢の世界を歩き続けるような柔らかな流動性が描かれ、「Before Long」では目覚めの直前に訪れる静謐な余韻が静かに広がる。眠りから夢へ――その移行の瞬間を音で可視化した、内省的な作品集だ。

4年連続で紡がれる“睡眠”シリーズの最新章

本作は『Dreamland EP』(2023)、『Borderland EP』(2024)、『Close Eyes EP』(2025)に続く、ワールド・スリープ・デー連携プロジェクトの4作目。これまでの“睡眠”というコンセプトからさらに一歩踏み込み、“夢”そのものに焦点を当てた点が特徴的だ。静寂と覚醒の境界線を探るシリーズの中でも、より詩的で身体感覚に近い表現が際立っている。

世界を舞台に広がる、稀有な作曲家の現在地

最もストリーミングで再生されている日本人クラシック・アーティストの一人として知られる小瀬村晶。映画『朝が来る』や海外ドラマ『Love Is__』、Nintendo Switch用ゲーム『ジャックジャンヌ』など、映像・ゲーム音楽の分野でも数多くの作品を手がけてきた。その旋律は海外メディアからも高く評価され、デヴェンドラ・バンハートやジャイルス・ピーターソンら多彩なアーティストから支持を受けている。

2026年も続く旺盛なリリースと創作活動

2026年に入ってからも作品発表を重ねるなど、創作の歩みは加速し続けている。ジャンルやフォーマットを横断しながら、ピアノという最小編成で最大の情景を描き出す手腕は、年々深みを増している。『Bedroom Dance』は、そんな現在の小瀬村晶が到達した、最も静かで、最も内的な音楽のかたちと言えるだろう。

眠りの奥底で揺らめく記憶、目覚める直前のわずかな光。『Bedroom Dance』は、日常の隙間に潜む夢の感触をそっとすくい上げる、極めて親密なピアノ作品集である。

■リリース情報

小瀬村晶 EP『Bedroom Dance』

2026年3月13日(金)配信リリース

https://akirakosemura.lnk.to/bedroom

収録曲:

1. Bedroom Dance

2. Dreamlike

3. Before Long

■小瀬村晶各種リンク

公式HP: https://akirakosemura.com/

ユニバーサルミュージック: https://www.universal-music.co.jp/kosemura-akira/

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