音楽とAI、その先へ。渋谷慶一郎×アンドロイド・マリアが描く“触れないつながり”  ── バッファロー新CMプロジェクト第2弾「Beyond Touch」公開

ITインフラメーカーのバッファローが、アーティストの革新的な挑戦を支援するプロジェクト第2弾として、音楽家・渋谷慶一郎とAI搭載のアンドロイド・マリアによるテレビCMを発表した。書き下ろし楽曲「Beyond Touch」を軸に、人間とテクノロジーの新たな関係性を映し出す本作は、2026年1月9日より全国放映がスタートする。

渋谷慶一郎が書き下ろす“人間とテクノロジーの現在地”

本CMのために渋谷慶一郎が新たに書き下ろした楽曲「Beyond Touch」。ヴォーカルを務めるのは、AIを搭載し歌唱や多言語対話を可能にするアンドロイド・マリアだ。さらに歌詞の生成にもAIが関与し、「触れられないからこそ生まれるつながり」というテーマを、機械の声と存在を通して浮かび上がらせている。

渋谷が長年探求してきた「生と死」「人間とテクノロジーの境界」というモチーフが、CMというフォーマットの中で凝縮され、静かでありながら強い余韻を残す作品に仕上がっている。

音楽×AI×ロボティクス×建築が交差する映像体験

映像には、グラミー賞受賞ベーシストのシャーロット・ケンプ・ミュール率いるロボット×音楽プロジェクト「Finis Musicae」が特別参加。ロボットアームによるパフォーマンスが、映像に有機的な緊張感と未来的な美しさを与えている。

撮影は、建築家・石上純也が設計した神奈川工科大学 KAIT広場で実施。音楽、AI、ロボティクス、建築という異なる領域が交差することで、テクノロジーと創造が共存する未来のビジョンが、幻想的に立ち上がる。

「アーティストに、退屈はいらない」──見えない技術が支える表現

このプロジェクトの根底にあるのは、「主役はアーティスト」というバッファローの哲学だ。アンドロイド・マリアの精緻な動作やAI制御を支えているのは、同社のWi-Fiアクセスポイントや無線VPNルーターといったITインフラ機器。複数デバイスを同時接続しても安定した通信環境を保つことで、表現の集中と自由を裏側から支えている。

渋谷慶一郎自身も、「安定性と信頼性があるからこそ、安心して表現に没頭できる」とコメント。テクノロジーが前面に出るのではなく、“退屈な部分”を引き受けることで創造を解放する──それがバッファローの掲げる「見えない、美学」だ。

CMを“作品”として体験する特設サイトも公開中

本CMは、単なる広告にとどまらず、アーティストとの共創による「作品」として位置づけられている。特設サイトでは、完成したCMをギャラリー形式で展示するほか、過去プロジェクトや今後公開予定のアーティスト情報も紹介。Vol.1のRhizomatiks、Vol.3の蜷川実花に続く系譜の中で、本作は強い存在感を放っている。

境界を越える表現の、その先へ

渋谷慶一郎とアンドロイド・マリアが提示するのは、テクノロジーが人間性を拡張する未来のイメージだ。触れ合うことなく生まれる感情、機械の声が宿す温度。そのすべてを受け止めるための環境を整えることもまた、創造行為の一部であることを、このCMは静かに示している。

音楽とAI、その先へ。
「Beyond Touch」は、私たちがこれから向き合う創造のかたちを、そっと問いかけてくる。

ATAK / Keiichiro Shibuya 公式サイト

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