
メロディック・ダンスの最前線を走り続けるグリフィンが放つ楽曲「Higher Power」に、新たな息吹が吹き込まれた。イタリアのデュオMathameによる公式リミックスが、10K Projectsよりリリースされた。
原曲が持つ高揚感とエモーショナルな核を保ちながら、クラブの深層へと誘う ── そんな大胆かつ緻密な再解釈だ。
原曲のアンセム性を拡張するMathameの手腕
今回のリミックスでMathameは、AR/COの幻想的なボーカルを断片化し、ドローン的にうねるシンセと脈打つパーカッションを重ね合わせる。煌びやかな祝祭性はそのままに、よりダークで没入感のある空間へと楽曲を変貌させた。
メロディックでありながらアンダーグラウンド。スタジアムでも、深夜のフロアでも成立する両義性こそが、このリミックスの最大の魅力だろう。

リミックス群が示すGRYFFINの現在地
「Higher Power」はこれまでにもMatt Sassari、AVELLOといったアーティストによるリミックスが公開されてきたが、今回のMathame版はその中でも特に異彩を放つ。グリフィンは近年、Kaskade、Excision、GRiZらとのコラボレーションをはじめ、ジャンルを横断する動きを加速させている。
2025年には「Air」「In My Head」などの楽曲でも多彩なリミックス企画を展開し、メインストリームとアンダーグラウンドの架け橋としての存在感をいっそう強めている。
年末年始を駆け抜けるグリフィンのライブスケジュール
グリフィンはこのリリースと並行して、北米各地の大型フェスやクラブに出演予定。Contact Festival、HiJinx Festival、Provenance Festivalといった年末のビッグイベントを経て、2026年に向けても精力的な活動が続く。
楽曲制作とライブパフォーマンス、その両輪でシーンを牽引するGRYFFINの現在地を象徴する一作と言えるだろう。
メロディック・ダンスの次章を告げる一曲
「Higher Power(Mathame Remix)」は、単なるクラブ向けリワークにとどまらない。感情と身体、ポップとアンダーグラウンドの境界を溶かし、ダンスミュージックの“夜”をより深く、美しく照らす一曲だ。
2025年の終わりに届けられたこのリミックスは、次のシーズンへと向かうフロアの空気を、確かに塗り替えている。

Buy / Stream ‘Higher Power (Mathame Remix)’
https://gryffn.lnk.to/hpmathame
