
モデルとして、俳優として、その端正な佇まいで存在感を放ってきた宮本茉由。キャリア10年という節目にして、彼女が初めて世に送り出す写真集のタイトルが『ほんとはね、』に決定した。発売は2026年1月21日。書影もあわせて公開され、静かな期待が高まりつつある。
タイトルに込められた「言葉にする勇気」
『ほんとはね、』という印象的なタイトルは、宮本茉由自身が考案したものだ。これまで多くを語らず、空気を読み、自分の感情を胸にしまってきた彼女が、少しずつ“本音を口にする”ようになった現在地。その心境が、この一言に凝縮されている。
思っていても言わなかったこと、我慢すれば丸く収まると信じてきた選択。そうした積み重ねの先で、「それは本当に自分を大切にしているのか?」と気づいたという彼女の内省が、この写真集の出発点になっている。
日本の空気感と、素のまなざし
撮影を手がけたのは中村和孝。写真集には、大人びた表情、無邪気な一瞬、ふとした色気まで、これまで見せてこなかった“本当の宮本茉由”が丁寧に収められている。
旅館の一室で撮影されたランジェリーカットも初解禁。白いランジェリーに身を包み、静かにこちらを見つめるその視線は、作り込まれた艶ではなく、儚さと強さが同居するものだ。本人もお気に入りだというその一枚は、本作の空気感を象徴している。
「身も心も素っ裸」で向き合った一冊
本作は、いわゆる“記念写真集”に留まらない。宮本茉由が、自身の内面と正面から向き合い、身も心もさらけ出す覚悟で臨んだ一冊である。
ページをめくるごとに感じられるのは、完成されたイメージではなく、揺らぎを含んだリアルな感情。だからこそ、この写真集は静かに、しかし確かに見る者の心に残る。

宮本茉由に直接会える、発売記念イベントも開催
写真集の発売を記念し、都内でのお渡し会イベントも開催される。会場はブックファースト新宿店、2026年1月25日(日)13時開始予定。サイン入り写真集の手渡し、ハイタッチ、2ショットチェキ撮影など、参加券種に応じた特典が用意されている。
5冊券にはイベント限定ポストカードも付属。先着制となるため、詳細は早めのチェックが必須だ。
キャリア10年、その“今”を刻むメモリアル
2017年にCanCam専属モデルとしてデビューし、俳優としても着実にキャリアを重ねてきた宮本茉由。2026年1月には民放ドラマ初主演作の放送も控えている。
変化の只中にいる彼女が、「今の思い」を閉じ込めた『ほんとはね、』。それはファンに向けた一冊であると同時に、彼女自身が自分に差し出した、正直な記録でもある。
宮本茉由1st写真集『ほんとはね、』
発売日:2026年1月21日(水)
定価:3,300円(税込)
仕様:A4判/128ページ
撮影:中村和孝
発行:小学館
