バルセロナの夏を震わせる電子音楽の祝祭──Brunch Electronik Festival 2026、第1弾ラインナップ解禁

地中海の光と潮風に包まれたバルセロナで、電子音楽の現在地を鮮やかに映し出すフェスティバルが帰ってくる。Brunch Electronik Festival 2026が、2026年8月7日・8日の2日間にわたり、Parc del Fòrumで開催決定。開催に先駆け、第1弾として36組の出演アーティストが発表された。

ジャンルを越境する36組が描く、Brunch Electronikの美学

今回発表されたラインナップは、インダストリアル・テクノからサマーハウス、エレクトロニック・ポップまでを横断する圧巻の内容だ。エリック・プライズ、ポール・カークブレンナー、ジェイミー・ジョーンズといった世界的スターから、999999999、アイ・ヘイト・モデルズ、Rødhådらハード・テクノの最前線、さらにはフローティング・ポインツ(LIVE)やビッグ・ピッグまで、多様性そのものがフェスのコンセプトを体現している。

Brunch Electronikが単なるダンスミュージック・フェスに留まらない理由は、この大胆で開かれたキュレーションにある。

アリーナ級スターとテクノ最前線が交錯する2日間

Ibizaの[UNVRS]での「Holosphere 2.0」レジデンシーを経て、エリック・プライズがフェスティバル・サーキットに帰還。ポール・カークブレンナーはメロディック・テクノの名曲群を携え、海と砂浜を目前にしたハイブリッド・セットを披露する。

一方、デボラ・デ・ルカはミニマルからハードエッジまでを横断するテクノ・ジャーニーを約束し、999999999やアイ・ヘイト・モデルズはBPMを限界まで引き上げる。ジェン・カルディーニのクィアでインクルーシブな視点、Rødhådの冷ややかで重厚なサウンドも見逃せない。

バルセロナ×イビサ、地中海クラブカルチャーの交差点

バルセロナとイビサの近さは、そのままラインナップにも反映されている。ジェイミー・ジョーンズの多幸感あふれるハウス、エンツォ・シラグサのミニマルで洗練されたグルーヴ、マウPのエレクトロ・ファンクとベースラインの破壊力。ミス・モニークによるプログレッシヴで深みのあるセットは、サンセットタイムのFòrumに完璧にフィットするだろう。

ライブと感性がフロアを支配する特別な瞬間

フローティング・ポインツのライブセットは、モジュラーシンセを駆使した知的かつ破壊力のあるパフォーマンスで、ダンスフロアを異次元へと引き上げる。シャンティ・セレステ、ケイオス・イン・ザ・CBD、パラミダらもまた、踊らせるだけでなく“聴かせる”喜びをフロアにもたらす存在だ。

そして、ビッグ・ピッグによる切なくも高揚感に満ちた“サッド・バンガー”は、Brunch Electronikの情緒的側面を象徴するハイライトとなるはずだ。

コミュニティとともに進化するフェスティバル

Brunch Electronik Festivalは、バルセロナで愛され続けるデイタイム野外イベント・ブランド「Brunch Electronik」のフラッグシップ。サステナビリティへの配慮、丁寧なプロダクション、そして異なるバックグラウンドを持つ観客が自然に混ざり合う空気感が、“バルセロナ最大の秘密”と呼ばれてきた理由である。

2025年には来場者の声を反映し、無料給水ポイントの拡充やフードの質向上、日陰エリアの増設などを実施。2026年もまた、Brunchers(ファン)との対話を通じて進化を続けていくという。

電子音楽が街を包み込む、その中心へ

直近2回の開催では7万人以上を動員し、その80%が地元バルセロナからの来場者。Brunch Electronik Festivalは、単なる観光型フェスではなく、街そのものと呼吸する存在である。

この夏、電子音楽の最前線が集結する場所はひとつしかない。Brunch Electronik Festival 2026──すべてが起こり得るが、それが許されるのは、このフェスだけだ。

Brunch Electronik Festival
Brunch Electronik Festival El 7 y 8 de agosto de 2026, Brunch Electronik Festival, el Brunch más grande del año, el festival del verano de Barcelona.

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