深い祈りと静かな強さを帯びた、3つの“小さな物語”
坂本美雨と音楽家・原 摩利彦による新作EP『Resonant Tales』が、2025年12月10日にデジタルリリースされた。
ラジオやテレビ、執筆、演劇とジャンルを越境しつづける坂本美雨と、映画・舞台からサウンドアートまで手がける原 摩利彦。近年は映画『国宝』の主題歌「Luminance」やNHK Eテレ「日曜美術館」のテーマ曲「under the olive tree」など、互いの感性を響かせ合うコラボレーションが続いてきた。
本作では原が全曲の作曲・編曲・プロデュースを担当。坂本美雨が関心を寄せ続けるパレスチナ自治区ガザの現実を見つめ、そこで生きた人々に祈りを捧げる3曲が収録されている。
先行曲「If I must die」は、空爆で亡くなったガザの詩人・リフアト・アルアライールの詩に、ふたりが旋律を与えた楽曲。その言葉は痛ましくも美しく、静かな闘志をたたえ、坂本が透明な声でそっと寄り添う。
ジャケットには、坂本が「日曜美術館」の収録を通じて出会い、深い共鳴を覚えた画家・黒田征太郎の作品「Flower」が採用され、EP全体を彩る“希望の揺らぎ”を象徴している。
収録曲
- Fog
Lyrics: 坂本美雨 / Music: 原 摩利彦、坂本美雨 - If I must die
Lyrics: Refaat Alareer / Music: 原 摩利彦 - sanbika
Music: 坂本美雨、原 摩利彦
Produced & Arranged by 原 摩利彦
試聴・購入：
https://MiuSakamoto.lnk.to/ResonantTalesPR
2026年2月、初のツーマン名義ワンマン公演が開催
EPの世界をさらに深く味わえるライブ「Resonant Tales」が、2026年2月7日(土)に自由学園明日館で開催される。ヴァイオリンの須原杏、銘苅麻野、ヴィオラの角谷奈緒子、チェロ／ヴィオラ・ダ・ガンバの多井智紀が参加し、室内楽編成で繊細な音のレイヤーを立ち上げる。
【公演概要】
坂本美雨 × 原 摩利彦「Resonant Tales」
2026年2月7日(土) 自由学園明日館 講堂（2回公演）
1st：開場14:30 / 開演15:00
2nd：開場17:30 / 開演18:00
チケット：自由席 6,800円（税込）
（未就学児膝上無料／座席が必要な場合は割引あり ※詳細はLivePocketへ）
発売日：12月15日(月) 18:00
LivePocket： https://livepocket.jp/e/resonanttales
坂本美雨
Official： www.miuskmt.com
X：@miusakamoto
Instagram：@miu_sakamoto
YouTube：@MiuSakamotoOfficial
原 摩利彦
Official： www.marihikohara.com
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