
太平洋を背に、革新的ダンスミュージックが集結
西海岸随一のエレクトロニック・フェスとして知られる CRSSD Festival が、2026年3月14〜15日にサンディエゴ・Waterfront Parkで開催される春のエディションのラインナップを発表した。アンダーグラウンドとメインストリーム、実験性とポップネスが共存するそのキュレーションは、北米でも群を抜く“電子音楽の交差点”として年々存在感を増している。
海風が吹き抜けるオープンエアの環境、ミニマルな会場演出、世界水準の音響──CRSSDが長年愛される理由は、洗練されたムードとコミュニティの一体感、その両方を兼ね備えている点にある。

グローバルヘッドライナーが並ぶ、2026年版・最前線
今回の発表には、ハイライトとなるアーティストがずらりと名を連ねる。エリック・プライズのテクノ名義 Cirez D、ハードテクノの女帝アメリー・レンズ、ハウスの最前線を牽引するドム・ドラ、世界的ユニット マルチネス・ブラザーズ、ブラジルのスーパースター ヴィンテージ・カルチャー、そしてメロディックハウスの象徴レーン8。
さらにフレンチ・エレクトロニカの旗手ポロ & パン、独自の宇宙観を築き続けるモードセレクター、プロデューサー/レーベルオーナーとして活躍するトキモンスタ、そして音の彫刻家とも評されるティコなど、多様な才能が揃う。
シンセポップの先駆者ラ・ルー、ノスタルジック・エレクトロの名門カット・コピー、ダンスファンク集団フランク・ムーディといった“ジャンル横断組”の存在もCRSSDならではである。

HOUSE:グルーヴの未来を占う、次世代の強力布陣
ハウス勢も非常に分厚い。UKからはグルーヴの精度で評価されるベン・スターリング、Maccabi Houseの共同創設者ミタ・ガミ、UKGインスパイアのオブスキュア。アフロの躍動を携えたセレクター“キリマンジャロ”、オランダの実力派 フランキー・リザルド、シブいノリで人気を高めるシャーマノロジー、急速に存在感を増すハニーラヴ、そしてバイラルヒットを飛ばした イッツ・マーフなど、世界中のハウス・ムーブメントを象徴する顔ぶれが揃った。

TECHNO:硬質なサウンドを求めるファンへ
テクノ勢もまさに“多彩で強烈”だ。クリス・リービング × スピーディJ のコラボ名義Collabs 3000、イタリアの女帝デボラ・デ・ルカ、フレンチテクノの怪物スペース92、ベルリンの気鋭クララ・キュヴェ、スウェーデンの確固たる存在 アイダ・エングバリ。さらに、ハードグルーヴの Franck、工業的な質感の Alignment、前衛性を追求する Polygonia らが、フロアの熱量を一気に引き上げる。

Waterfront Park──海と街に挟まれた、CRSSDの“聖地”
会場となるWaterfront Parkは、太平洋とダウンタウンのスカイラインに囲まれたサンディエゴ屈指のロケーション。Ocean View、City Steps、The Palms──3つのステージが独自の世界観を持ち、サウンドと景観がリンクしていく。芝生、海風、パームツリー。そして陽光。CRSSDの春は、音楽だけでなく“場所そのものの気持ちよさ”が体験の核心となる。

CRSSD After Dark──街が夜通し“延長戦”となる
日没後は、サンディエゴ市内のクラブや文化施設を舞台にした公式アフターパーティ「CRSSD After Dark」がスタート。
ラインナップ出演者のセットやサプライズゲストが登場し、街全体がフェスの延長戦として機能する。詳細はイベント直前に発表予定だ。
チケット販売スケジュール
・Alumni Presale:12月9日(火)12:00 PT
・Community Presale:12月10日(水)12:00 PT
・一般発売:12月10日(水)14:00 PT
https://www.crssdfest.com/
