その鼓動は止まらない──シャーロット・デ・ウィット、セルフタイトルALで自らの「原点」と「未来」を解き放つ

テクノの象徴がついに自身の名を冠した作品を発表

世界的DJランキング『DJ Mag Top 100』において6年連続で“世界No.1テクノDJ”に輝き、総合でも常にトップを走り続けるシャーロット・デ・ウィットが、待望のセルフタイトル・デビュー・アルバム『Charlotte de Witte』を自身のレーベル KNTXT からリリースした。
本作は、LAでの4公演を含む都市横断型のシティ・テイクオーバー公演開催中にドロップ。さらに、リリース直前にはグラミー・ミュージアムにて特別トークイベント「A Conversation With Charlotte de Witte」も実施され、世界的注目の中での公開となった。

“これは私がどこから来て、何に突き動かされているかを示す作品”

キャリア15年で25枚以上のEPと無数のアンセムを生み出してきた彼女だが、フルアルバムという“自分自身を提示する形式”に向き合うタイミングは自然に訪れたという。彼女は語る。

「私は心からクラバーなんです。クラブで、自分が誰なのかを見つけた。その場所がなければ今の私はいない。
このアルバムはダンスフロアのためのもの。そして、自分自身を隠さずに描いた“私の世界への招待状”なんです」

ポピュラリティやマーケットを意識せず、ただ“正しいと感じるものだけ”を突き詰めたという制作姿勢は、そのまま本作の強度として響く。

場面を撃ち抜くトラック群が示す「現在地」

すでに批評筋やクラブシーンから称賛を集めるシングル群が象徴するように、本作は直感と肉体性に満ちたクラブ・アルバムである。

  • The Realm
    彼女のセットを象徴するアシッド・ラインが、空間を切り裂くオープニング。
  • No Division (feat. XSALT)
    パワフルなオルガンと反復の陶酔が火を灯すフロアアンセム。
  • The Heads That Know (feat. Comma Dee)
    疾走するテクノとラップが激突する、ライブでも爆発的なエネルギーを見せる1曲。

さらにリサ・ジェラードを迎えた「After The Fall」では精神性の深みへと沈み込み、ラストの「Matière Noire」は闇と解放の境界を描く。

歴史を更新し続ける、止まらない加速

ニューヨークとロンドンでの計11公演が即完したポップアップ公演、明暗を司るTomorrowlandでのメインステージ・オープニングとクロージングの同日担当、そして母国ベルギーでは2日連続で23,000人規模の単独公演が決定。その歩みは、もはや単なるDJキャリアを超え、ひとつの現代的カルチャー現象となっている。

これは、夜を生きる者たちへの宣誓

『Charlotte de Witte』は、“クラブミュージックはまだ変革を起こせる”という確信を宿した作品である。暗闇の中で脈打つキック、汗と光と叫びが交差する瞬間──そこで生まれたものこそ、彼女の音楽の核心だ。

今、シャーロット・デ・ウィットは自らの名前を冠して宣言する。
「私はここにいる。そしてまだ終わらない。」


リリース情報

主要トラック

  1. The Realm
  2. No Division (feat. XSALT)
  3. The Heads That Know (feat. Comma Dee)
  4. After The Fall (feat. Lisa Gerrard)
  5. Matière Noire (feat. Alice Evermore)

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そのビートに、まだ終わりはない。

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