
ダンスミュージックの頂を更新する、新たな三重奏
ダンス・ミュージック界の名手GRYFFINが、気鋭プロデューサーLAVERN、エレクトロ・ポップデュオAR/COと再びタッグを組み、コラボ曲「Higher Power」のリミックスEPをリリースした。
本作は、10K Projectsから発表されたオリジナル版を新たな視点で再構築したもので、フレンチ・テックの俊英Matt Sassari、アメリカ・フロリダを拠点とするAVELLOによるリミックス、そして原曲の詩情を際立たせたアコースティック・バージョンを収録している。

“Higher Power”──光を抱きしめるアンセムの再解釈
2024年7月に発表された「Higher Power」は、GRYFFIN特有の壮大なメロディック・サウンドと、LAVERNのプログレッシブなアレンジ、AR/COのエモーショナルなヴォーカルが融合したアンセミックな一曲である。
今回のリミックスEPでは、その“光と躍動”というテーマが異なる角度から掘り下げられている。
- Matt Sassari Remix
ディープテックの緊張感と催眠的グルーヴを軸に、原曲のメロディをよりダークに再構築。夜のクラブの奥深くへとリスナーを導く。 - AVELLO Remix
フェスティバル仕様の爆発的なエネルギーを放つ一曲。シンセのレイヤーと重低音のうねりが、オリジナルの感情的高揚をさらに拡張している。 - Acoustic Version
電子的装飾を排し、AR/COのヴォーカルと旋律の美しさを際立たせたストリップダウン・バージョン。リリックのメッセージ性がより深く響く。

サウンド・キュレーターとしてのGRYFFIN
GRYFFINは、近年立て続けにハイレベルなコラボレーションを展開しており、Kaskadeとの「In My Head」、Excision & Julia Michaelsとの「Air」、Chance Peñaとの「Hard Time Lover」、GRiZとの「Deep Clear Water」など、ジャンルの垣根を超えたプロジェクトを成功させている。本作『Higher Power (Remixes)』もその延長線上にあり、彼がいま最も注目される“メロディック・エレクトロニック・サウンドのキュレーター”であることを改めて証明している。
世界を駆け抜ける、GRYFFINの光のツアー
GRYFFINは現在、北米を中心に精力的なライブツアーを展開中。Ultra、Coachella、EDC Las Vegasといったフェスを経て、ハロウィンのEscape Festival(カリフォルニア)やEDC Orlando、HiJinx Festivalなど、年末まで大型ステージを横断する。彼のライブは、光と映像、そして感情を共鳴させる“没入型の体験”として高い評価を得ている。

配信リンク: https://gryffn.lnk.to/hpremixes
レーベル: 10K Projects
音の翼はまだ、羽ばたきを止めない。
