
ABRA X初登場にして、渾身のコラボレーション作
DJ/プロデューサーのBLOND:ISHが、自身のレーベルABRA Xから初のリリースとなるニューシングル「GOAT」を発表した。共演は、インディ・ダンスの新鋭Broken Hillと、音楽理論に裏打ちされた構築的サウンドで注目を集めるDarco。三者が生み出したこのトラックは、ハウスとメロディック・ダンスの狭間に立つ、煌めくようなダンスフロア・アンセムである。
リリース直後から、ドム・ドラ、マックス・スタイラー、アダム・テンら世界のトップDJたちが絶賛し、グローバルなクラブシーンで話題を呼んでいる。BLOND:ISH特有のポジティブでスピリチュアルなエネルギーが、Broken Hillのオーガニックな感性、Darcoの緻密な音作りと交錯し、ひとつの“祝祭的体験”へと昇華されている。
ダンスミュージックの“現在”を更新する三者の共鳴
BLOND:ISHにとって2025年は、音楽的探求と拡張の年であった。アルバム『Never Walk Alone』はタイトル曲がストリーミング1億回を突破し、モービー、エンパイア・オブ・ザ・サン、プッシーキャット・ドールズ、バスタ・ライムズらとのコラボレーションも話題に。本作「GOAT」は、その勢いをさらに推し進める象徴的な一曲となっている。
一方、Broken HillはSolomun、Four Tet、Pete Tong、Innelleaといったアーティストから支持を受け、シングル「Brain Delay」がBeatportのIndie Danceチャートで3位を獲得。Darcoは音楽院出身という異色の経歴を持ち、ライヴ感覚とDJプレイを融合させる独自のスタイルで頭角を現している。
三者それぞれが異なるバックグラウンドを持ちながらも、「GOAT」ではその境界を越え、音の多層的な歓びをひとつのダンス・トラックに結実させた。
BLOND:ISHが提示する“ポジティブな革命”
BLOND:ISHはマドンナとのコラボレーションやテイラー・スウィフトのリミックスでも知られるが、単なるDJにとどまらない。彼女はPacha Ibiza史上初の女性ヘッドライナー・レジデントとして記録を更新し、環境保護団体「Bye Bye Plastic」を主宰するなど、音楽を通じてポジティブな変革を提唱している。
彼女のイベント「Abracadabra」は、マジシャンやグループハグ、突然のVIPアップグレードなど、音楽体験を“人と人を結びつける祝祭”として提示する場でもある。「GOAT」は、まさにその理念を音に封じ込めた作品といえるだろう。

BLOND:ISH, Darco, Broken Hill「GOAT」
配信中(ABRA X)
配信リンク:https://fanlink.tv/GOAT_

 
	 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			