未来都市を持ち歩く──『攻殻機動隊S.A.C.』×Manhattan Portage、コラボバッグが登場

サイバーパンクとリアル・ストリートが交差する特別仕様

ニューヨーク発のバッグブランド Manhattan Portageが、SFアニメの金字塔『攻殻機動隊 S.A.C.(STAND ALONE COMPLEX)』とのコラボレーションを発表した。
小学館百貨店にて10月30日より予約販売が開始され、2026年2月下旬に届けられる予定である。今回の企画は、ライフスタイル誌『DIME』12月号の「攻殻機動隊特集」をきっかけに実現したもの。ブランドの機能性と作品の世界観が融合した、近未来感あふれるラインナップとなっている。

タチコマがハッキングする、日常の風景

展開されるのは、ブランドを代表する3モデル──Messenger Bag JR Flap Zipper Pocket(¥19,800)、Big Apple Backpack(¥17,600)、Jogger Bag(¥9,900)。
いずれも『攻殻機動隊S.A.C.』に登場する思考戦車“タチコマ”の描き下ろしデフォルメイラストをプリント。さらに、Manhattan Portageの象徴である赤いネームタグとスカイラインロゴが、タチコマを思わせるブルー仕様で刺しゅうされた特別デザインとなっている。

内部にも、電子世界を想起させるプリントが施され、ブランドロゴ裏には“笑い男マーク”が潜むという遊び心も。まるでタチコマが日常をハッキングしてくるような、シリーズファン垂涎の仕掛けである。

3つの定番モデルが“攻殻仕様”に進化

NY Messenger Bag JR Flap Zipper Pocket

メッセンジャーカルチャーの原点を継ぐ定番モデルをベースに、上部ファスナーポケットを追加。タフな構造と高い収納性を備えつつ、『攻殻機動隊S.A.C.』のビジュアルがフラップ裏にプリントされている。

Big Apple Backpack

長年愛される万能デイパックが、サイバーな意匠で再登場。内部の仕切り部分には“電脳空間”をイメージした大胆なデザインが施され、クラシックなフォルムに近未来の息吹を吹き込んでいる。

Jogger Bag

軽快に持ち運べるミニショルダータイプ。ショルダーストラップを外せばポーチとしても使える汎用モデルで、外ポケット内側に“笑い男”のシークレット・モチーフが潜む。日常に忍ばせる“攻殻”のDNAが光る一品である。

『攻殻機動隊』という思想を身につける

1989年に士郎正宗が生み出した原作『攻殻機動隊』は、人間とテクノロジーの融合、そしてアイデンティティの在り方を問う哲学的SFとして世界的に評価されている。アニメ、劇場版、ゲームと多彩に展開されてきた同シリーズは、時代を超えて“未来のリアル”を描き続けてきた。
今回のコラボレーションは、そんな“攻殻的思考”を日常の装いに落とし込む試みである。サイバーとアーバンが交差するこのバッグを手にすれば、街そのものがひとつのネットワークに見えてくるだろう。

予約受付中(2025年10月30日より)
販売サイト:小学館百貨店 特設ページ

未来は、あなたの肩にかかっている。──『攻殻機動隊S.A.C.』×Manhattan Portage、ここに出撃。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!