光と鼓動が再びヨーロッパを包む ── RÜFÜS DU SOL、過去最大規模の欧州ツアーを発表

グラミー受賞トリオ、キャリア最大の挑戦へ

グラミー賞受賞のライブ・エレクトロニック・トリオ RÜFÜS DU SOL(ルーファス・デュ・ソル) が、キャリア史上最大規模となるヨーロッパ・ヘッドライン・ツアーを2026年春に開催する。
アムステルダム、バルセロナ、ベルリン、ブリュッセル、ロンドン、マドリード、パリ、チューリッヒを巡る全8都市でのアリーナ公演が予定されており、バンドのライブ・エレクトロニック・サウンドがヨーロッパ中の夜を再び照らすことになる。サポートにはUKの才人 SG Lewis が帯同し、音楽体験の最初の瞬間から最後の余韻までを緻密にデザインしたツアーとなる。

世界を震わせた「Inhale / Exhale Tour」から新章へ

今回のツアーは、2025年に全世界で70万人以上を動員した「Inhale / Exhale World Tour」の成功を受けて実現したもの。北米・南米・ヨーロッパ・オーストラリアの4大陸を横断した前回ツアーでは、バルセロナのPlaza Mayor、ベルリンのUber Eats Music Hall、アムステルダムのAFAS Liveなどが瞬時にソールドアウト。さらにロンドンのCrystal Palace ParkやパリのZénithではヘッドライナーとしてステージを飾った。
今回の新章「Europe Tour 2026」では、ロンドンのThe O2やアムステルダムのZiggo Domeといった、これまでで最大規模の会場が選ばれている。

ライブ・エレクトロニックの最前線を更新する旅

RÜFÜS DU SOLは、ライブ演奏と電子音楽を有機的に融合させたパフォーマンスで知られる。今回のツアーでは、アナログ機材と照明演出が緻密にリンクし、彼ら特有の“呼吸する音響空間”がさらに拡張される見込みである。
エモーショナルなヴォーカル、精密に構築されたリズム、そしてステージ上で生まれる即興のグルーヴ。そのすべてが融合し、観客ひとりひとりの記憶に刻まれる体験を創り上げる。

SG Lewisが描く夜の共演

ツアーの全公演には、シンガー/プロデューサーとして知られるSG Lewisが参加。彼のライブセットは、ソウルフルなハウスとミッドテンポのR&Bを交錯させ、RÜFÜS DU SOLの音世界と共鳴する。両者の共演は、2026年春のヨーロッパにおけるエレクトロニック・ミュージック・シーンの象徴的瞬間となるだろう。

“音楽で世界をひとつにする”という原点

オーストラリア・シドニーで結成されたRÜFÜS DU SOLは、ジョン・ジョージ、ジェームス・ハント、タイロン・リンドクヴィストの3人からなる。感情を呼び覚ますダンスミュージックで世界的な支持を獲得し、5枚のスタジオアルバムを発表。
自らのレーベル Rose Avenue や、メキシコのフェスティバル Sundream も主宰するなど、音楽とコミュニティの新たな形を提示してきた。今回のツアーは、その精神をヨーロッパ全土に拡張する試みでもある。

ヨーロッパ・ツアー 2026 日程(抜粋)

  • 4月24日 バルセロナ・Palau Sant Jordi
  • 4月26日 マドリード・Movistar Arena
  • 4月29日 チューリッヒ・AG Hallenstadion
  • 5月1日 ベルリン・Velodrom
  • 5月3日 ブリュッセル・ING Arena
  • 5月6日 アムステルダム・Ziggo Dome
  • 5月9日 パリ・Adidas Arena
  • 5月13日 ロンドン・The O2

プレセール開始: 2025年11月4日(火)
一般販売開始: 2025年11月6日(木)
チケット情報: rufusdusol.com/live

RÜFÜS DU SOLの音は、再び世界をひとつにする ── 光とビートが交わる場所で、2026年春、ヨーロッパは再び息づく。

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