
前代未聞の共演、ハロウィンがフェスになる
2025年11月1日、バルセロナのParc del Fòrumが“恐怖と陶酔の聖域”へと変貌する。世界的プロモーターelrow、Brunch Electronik、Loud-Contactの三者が初めて手を組む新フェスティバル「Halloween Takeover」が開催されるのだ。イベントは15:00から翌3:00までの12時間にわたり、音楽・演出・コスチュームが渾然一体となる没入型のハロウィン・スペクタクルとして、2万5千人を超える観客を迎える予定である。
豪華すぎるラインナップ、闇夜を支配する35組超のアーティスト
この夜のサウンドトラックを飾るのは、テクノ/ハードテクノの急先鋒アンドレス・カンポ、ファティマ・ハッジ、ニコ・モレノらを筆頭に、シーンを象徴するルチアーノ、メイシオ・プレックス、アンドレア・オリバ、マサメといった重鎮勢。そしてベルリンのダークヒーロー“コボシル”、メロディックハウスの象徴ミス・モニーク、スペインの新星ノヴァらが脇を固める。elrowの音楽ディレクター“ヴィクトル・デ・ラ・セルナ”は語る。「このイベントは、電子音楽のあらゆる表情──メロディックからハードまで──を一つの空間で体現する挑戦であり、今のバルセロナの音楽的充実を象徴するものだ」。
elrow × Brunch × Loud-Contact、三者の個性が交差する
今回のコラボレーションは、ヨーロッパのクラブカルチャー史でも異例の試み。奇抜な世界観と演出で知られるelrow、持続可能性とコミュニティを重視するBrunch Electronik、そして大規模プロダクションを得意とするLoud-Contactが、それぞれのDNAを融合させる。さらに、伝説的フェスMonegrosの精神を継ぐIndustry Cityが加わり、よりハードなテクノが鳴り響く専用ステージを設置する。Brunch ElectronikのCEO フランソワ・ジョジックは「elrowの魔法とBrunchの“good vibe”がハロウィンの夜に重なる──それはずっと夢見ていたことだ」と語る。
音楽と幻想が交錯する、バルセロナの新たなハロウィン体験
会場のParc del Fòrumでは4つのステージが設けられ、35組以上のアーティストが出演。日没から夜明けにかけて、幻想的な演出と共にバルセロナが音と光のカーニバルに包まれる。Loud-Contact代表のアレシオ・テオラは「音楽、コミュニティ、創造性──そのすべてがこの一夜に集約される」と語る。
チケット販売中
「Halloween Takeover」のチケットは現在、公式サイトにて販売中。
ハロウィンの夜、音と幻想が織りなす“トリック・オア・テクノ”。
バルセロナが世界で最も熱いハロウィンの都になる。
