
日本酒と日本橋の街の活性化を目的に活動する「日本橋日本酒プロジェクト」が、2025年11月8日(土)、日本橋室町の福徳神社隣接の広場「福徳の森」で秋祭り「福徳の森日本酒祭|morinomi8」を開催する。共催は「一般社団法人日本橋室町エリアマネジメント」。
全国の実力蔵16蔵による利き酒、日本橋の名店が集う屋台フード、そして音楽。昨年は前売券が完売した人気イベントが、さらにスケールアップして戻ってくる。



江戸っ子の粋を継ぐ、日本橋での“飲んで、歩いて、語る”祭り

江戸時代から人々に愛されてきた粋な街・日本橋。このエリアを舞台に、蔵元や地域の店、そして来場者が交流しながら日本酒を味わう“歩く酒宴”が展開される。
会場では全国16蔵が自慢の酒を提供。チケット購入者にはオリジナルお猪口が渡され、飲み放題形式で利き酒を楽しめる。各ブースでは造り手が直接お酒を注ぎ、酒造りの背景や想いを語る“ライブな日本酒体験”を味わえる。
昨年はチケットが完売し当日券の販売がなかったため、今年も早期購入が推奨されている。


DJ陣による音楽セッション、祭りを彩る“日本橋の音”

会場内ではFUJI ROCKやGREENROOM FESTIVAL出演経験を持つDJ陣を中心に、日本橋ローカルメンバーによる音楽セッションが展開される。
地域と音楽が交差する空間の中で、日本酒と食、そして人が自然に混ざり合う、都会の秋祭りならではのライブ感を演出する。
名店の屋台と老舗酒屋の“隙間バル”


仲通り会場では、日本酒と相性抜群のフードを提供する「日本橋おつまみ市」を同時開催。和食から洋食、スイーツまで、日本橋内外の名店18ブースが集う。
また、創業大正四年の老舗・新川屋佐々木酒店による「日本酒隙間バル」も登場。毎年人気のこのコーナーは今年、2か所に拡大。
「1杯 約150ml 500円」に加え、新たに「1杯 約60ml × 5枚綴り(1500円)」の“隙間チケット”も登場し、飲み比べをさらに楽しめる仕様に。参加チケットがなくても誰でも利用できるのも魅力だ。

イベント概要
『福徳の森日本酒祭|morinomi8』
- 日程: 2025年11月8日(土)15:00~19:00
- 会場: 福徳の森(東京都中央区日本橋室町2-5-10)
- アクセス: 東京メトロ「三越前駅」・JR「新日本橋駅」徒歩すぐ/東京駅・神田駅から徒歩10分
- チケット: 前売 4000円 / 当日 4500円(お猪口付、日本酒飲み放題)
- 購入方法:
・店頭:新川屋佐々木酒店、日本橋案内所
・オンライン:e+(https://eplus.jp/sf/detail/4408130001-P0030001) - ブレイクタイム制導入: 16:30~16:45/18:00~18:15(各15分・提供休止)
参加蔵(16蔵)
綿屋(宮城)/花邑・翠玉(秋田)/上喜元(山形)/雄東正宗・鴎樹(栃木)/菱湖(新潟)/羽根屋(富山)/谷泉(石川)/越前岬(福井)/一念不動・蓬莱泉(愛知)/田光(三重)/作(三重)/白木久(京都)/龍力(兵庫)/旭鳳(広島)/龍勢(広島)/古伊万里前(佐賀)
同日開催:「日本橋おつまみ市」「日本酒隙間バル」
- 日程: 2025年11月8日(土)12:00~19:00
- 場所: コレド室町仲通り(東京都中央区日本橋室町2-2-1)
- 入場: 無料(キャッシュオン方式/チケット不要)
※「福徳の森日本酒祭」チケット購入者は15:00~19:00の間、隙間バルでも飲み放題可。
日本橋のまちと共に生きる“酒文化の未来”

主催する「日本橋日本酒プロジェクト」は、人形町の老舗・新川屋佐々木酒店を中心に、日本酒文化と地域の活性化を目指して活動する団体。共催の「一般社団法人日本橋室町エリアマネジメント」は、福徳神社周辺をはじめとする日本橋の街づくりと文化振興を推進している。
協賛には三井不動産株式会社が名を連ね、日本橋という土地の歴史と新たなカルチャーをつなぐ場として「morinomi8」は機能している。
五感で日本橋を味わい尽くす“日本酒と音楽の秋”。
日本の酒文化が再びまちの中心に戻ってくる、その現場を体験してほしい。