ノエル・ギャラガーとジル・ファーマノフスキー、30年の絆が生んだ写真集『Oasis:TRYING TO FIND A WAY OUT OF NOWHERE』が発売

世界文化社は、写真家ジル・ファーマノフスキーとノエル・ギャラガーによる共同著書『Oasis:TRYING TO FIND A WAY OUT OF NOWHERE』の日本語版を、10月16日(木)に発売する。
1994年のデビューから2009年の解散、そして2024年の再結成へ――オアシスの軌跡を最も近くで見つめ続けたファーマノフスキーのアーカイブが、ノエルの言葉とともに1冊に凝縮された永久保存版である。

“最も近い場所”から見たオアシスの真実

本書には、ジル・ファーマノフスキーが1994年から2009年まで、そして現在に至るまで撮り続けてきたオアシスの貴重な写真を500点以上収録。
ステージやバックステージ、スタジオ、ロード、ツアー中の瞬間まで、バンドの光と影を余すことなく記録している。
有名なカットのアウトテイクや未公開写真も多数収められ、ノエル・ギャラガーによる書き下ろし序文とコメントが当時の空気をリアルに蘇らせる。

ファーマノフスキーは本書について「ギャラガー兄弟とその仲間たちは、本当に面白くて才能ある人々だった。これが私のキャリアの代表作と言える」と語っており、30年に及ぶ信頼関係の中でしか撮れなかった“素顔のオアシス”が詰まっている。

ノエルの回想と音楽評論家のエッセイで辿るバンドの軌跡

ノエル・ギャラガーは「30年間におよぶジルとの交流を光栄に感じている」とコメント。
彼の書き下ろし文に加え、3人の音楽評論家によるエッセイが、ブリットポップの熱狂から現在に至るまでのバンドの歩みを多角的に掘り下げている。
ページをめくるたび、読者の脳裏に「Live Forever」や「Don’t Look Back in Anger」といった名曲が鳴り響くような臨場感に満ちた構成である。

豪華仕様、まさに“見るオアシス”

本書はクロス装丁・箔押し加工を施した上製仕様。表紙には図版を埋め込み、写真集としての造本も極めて高い完成度を誇る。
「見るオアシス」と呼ぶにふさわしい重厚な存在感を放ち、ファンならずともロック写真の歴史的資料として手に取る価値がある。

発売記念パネル展&ノベルティ配布も実施

発売を記念して、代官山 蔦屋書店やHMV&BOOKS SHIBUYA/SHINSAIBASHIなどでパネル展が開催中。
ノベルティとして、ジル・ファーマノフスキーのサイン入りポストカードやオリジナルトートバッグ、スマホサイズステッカーなどが配布される。
詳細は各店舗または公式ページを参照のこと。

再結成の今だからこそ読みたい、“記憶と現在”をつなぐ一冊

オアシスが世界に鳴り響かせたあの音、その裏側に流れていた時間の手触りが、この写真集には確かに残っている。
再結成ツアーを控えた今、あらためてバンドの原点を見つめ直すための一冊であり、ノエル・ギャラガーの現在を知る上でも重要な作品である。

『Oasis:TRYING TO FIND A WAY OUT OF NOWHERE』書籍情報


『Oasis:TRYING TO FIND A WAY OUT OF NOWHERE』
著者:ジル・ファーマノフスキー、ノエル・ギャラガー
翻訳:堀江和代 監修:粉川しの
仕様:上製/B4変型/304ページ
定価:9,900円(税込)
発売日:2025年10月16日(木)
発行・発売:世界文化社
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