
フェンダーミュージック株式会社は、次世代ポップロックを代表する3ピースバンド・Chilli Beans.とのアーティスト・パートナーシップを発表した。世界的ギターブランドであるフェンダーが、同世代のプレイヤーから熱烈な支持を集める“チリビ”を正式にファミリーへ迎え入れる。両者の協働は、国内ポップロックシーンにおける大きな転機となるだろう。
“翼を与える”──フェンダーの理念が、Chilli Beans.へ
フェンダー創設者レオ・フェンダーが掲げた理念、「アーティストは天使であり、彼らに飛ぶための翼を与えることこそが我々の使命である」。この言葉を現代に継ぐ形で、フェンダーミュージックはアーティスト支援の取り組みを展開してきた。
ジャンルや世代を問わず、楽器・機材の提供からメンテナンス支援まで、アーティストの“音楽の旅路”を包括的にサポートする本プログラム。その新たなパートナーとして、Chilli Beans.が加わることとなった。
シグネイチャーモデル誕生──Chilli Beans.らしさを体現
2023年、Chilli Beans.はフェンダーのグローバル育成プログラム「Fender NEXT」に選出され、国際的にも注目を集めた。そして今回、メンバー3人それぞれの個性を反映した初のシグネイチャーモデルが、10月11日(土)に発売される。
同日には原宿・表参道エリアで開催される体験型イベント「FENDER EXPERIENCE 2025」のステージに登場し、自身のモデルを手にした特別なライブパフォーマンスを披露する予定である。
Chilli Beans.が語る「フェンダーと歩むこれから」
Moto(Vo)、Maika(Ba&Vo)、Lily(Gt&Vo)の3人はコメントでこう語る。
「バンドを始めた頃からフェンダーの楽器を愛用してきました。そのフェンダーからシグネイチャーモデルを出せるだけでなく、アーティストとして迎えていただけることをとても光栄に思います。歴代の名プレイヤーたちのように、私たちも音楽を愛する人たちにとって憧れの存在になれるよう、これからも自分たちらしい音を追求していきたいです」。
“新世代ロック”を象徴する存在として
2019年に結成されたChilli Beans.は、作詞・作曲・編曲を自ら手がけ、ポップスのキャッチーさとロックの疾走感を自在に行き来するサウンドで支持を広げてきた。
「FUJI ROCK FESTIVAL ’23」「SUMMER SONIC 2025」など大型フェスへの出演も記憶に新しく、世代の枠を超えて注目を集めるバンドである。2026年1月からは全国ツアー「Chilli Beans. “good days tour”」の開催も控えており、ライブバンドとしての進化にも期待が高まる。
フェンダー代表エドワード・コールのコメント
フェンダーミュージック代表取締役社長アジアパシフィック統括のエドワード・コールは、次のように述べている。
「Motoさん、Maikaさん、Lilyさんの音楽はキャッチーでありながらエネルギッシュ。新しい世代の音楽シーンを力強く切り拓いています。彼女たちがシグネイチャーモデルを手に立つステージを心から楽しみにしています。フェンダーはChilli Beans.が思いのままに音楽の翼を広げられるよう、全力でサポートしていきます」。
フェンダーという伝統と革新のブランドに、Chilli Beans.という新時代のポップロック・アイコンが加わった。
この出会いは、ギターを愛するすべての世代にとって、新たな“憧れ”の形を提示するものである。
Chilli Beans.
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