ジョニー・ナッシュ × Tomo Katsurada、盟友ふたりによるWヘッドライン・ジャパンツアー開催決定

アンビエント/オーガニック・サウンドの最前線を牽引するジョニー・ナッシュが、盟友Tomo Katsurada(Kikagaku Moyo)と共に待望の来日ツアーを行うことが決定した。

今年7月、7作目のソロ・アルバム『Once Was Ours Forever』をリリースしたジョニー・ナッシュ。2000年代には日本を拠点に、Chee ShimizuやDr. Nishimuraらと共にユニット〈Discossession〉として活動し、Crue-L Recordsから作品を発表するなど、日本のオルタナティブ・シーンとも深い縁を持つ。現在はアムステルダムを拠点に、ジジ・マシン、ヤング・マルコとのアンビエント・ユニット〈Gaussian Curve〉のメンバーとしても知られ、レーベル〈Melody As Truth〉を主宰するなど、多方面で活躍を続けている。

今回のツアーは、ナッシュと同じくアムステルダムに拠点を置くTomo Katsuradaとのダブル・ヘッドライン形式。Katsuradaは世界的に知られるサイケデリックバンド〈Kikagaku Moyo〉の創設者であり、昨年にはソロ・デビュー作『Dream of the Egg』を発表した。両者の共演は、2025年夏に行われたナッシュの最新作でも実現しており、今回のツアーはその親密な音楽的関係をライヴという形で体験できる貴重な機会となる。

さらに、Kikagaku MoyoのメンバーであるKotsuguyを加えたトリオ編成で、互いの楽曲を演奏し合うスタイルを採用。アンビエント、フォーク、ドリームポップなど多彩な要素が交錯する“共有の音の世界”が各地で展開される予定だ。会場も、寺院や大学講堂、歴史的建築など、音響と情緒が溶け合う特別な空間ばかりである。

Tomo Katsurada

ツアーは11月15日の群馬・新島学園短期大学講堂を皮切りに、山梨・甲府〈こうふ亀屋座〉、大阪〈旧桜宮公会堂〉、神戸〈KOBE QUILT〉、名古屋〈秀葉院〉、そして東京・渋谷〈7th FLOOR〉および青山〈月見ル君想フ〉まで、全国7会場を巡る。いずれも限定的なキャパシティのため、早めの予約が推奨される。

またツアー初日前日となる11月14日には、maya ongakuによる「Maybe Psychic Japan Tour 2025 -Final-」東京・草月ホール公演に、Tomo Katsurada with Jonny Nash & Kotsuguyとしてゲスト出演することも決定している。

ジョニー・ナッシュ Nashが長年追求してきた「静謐と旋律のあいだ」を漂う音世界と、Tomo Katsuradaが紡ぐ幻視的なサイケデリア。その二つの美学が交差する夜は、まさに現代アンビエント/オーガニック・フォークの到達点とも言えるだろう。

この秋、日本列島を包み込む音の旅に身を委ねたい。

イベント詳細


BAYON PRODUCTION presents
Jonny Nash & Tomo Katsurada Co-Headline Japan Tour 2025

日程:

  • 11月15日(土)群馬・新島学園短期大学講堂
  • 11月16日(日)山梨・こうふ亀屋座
  • 11月18日(火)大阪・旧桜宮公会堂
  • 11月21日(金)兵庫・KOBE QUILT
  • 11月22日(土)愛知・秀葉院
  • 11月23日(日)東京・渋谷 7th FLOOR
  • 11月24日(月・祝)東京・青山 月見ル君想フ

主催: BAYON PRODUCTION
企画・制作: BAYON PRODUCTION / Cow and Mouse
協力: PLANCHA / BRIDGE INC.

詳細:
BAYON PRODUCTION
PLANCHA

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!