MONO、結成25周年記念ライヴ作品『Forever Home: Live in Japan with Orchestra PITREZA』を11月リリース

15年ぶりとなる日本でのオーケストラ公演

日本が世界に誇るインストゥルメンタル・ロック・バンドMONOが、結成25周年を記念し、15年ぶりとなる日本でのオーケストラ公演を収めたライヴ作品『Forever Home: Live in Japan with Orchestra PITREZA』を、Temporary Residence Ltd.より11月7日にリリースする。

本作は、2024年11月に東京・Spotify O-EASTで開催された記念公演を収録したもので、満員の観客を前に、MONOとオーケストラPITREZAが織りなす壮大なサウンドスケープを記録している。公開中のミュージック・ビデオ「Oath (Live in Tokyo with Orchestra PITREZA)」では、その幻想的な一夜の一端を垣間見ることができる。

2009年、キャリア10年目にあたるニューヨークでの初オーケストラ公演は、MONOにとって大きな転機であった。歴史あるホールに自らの音楽を響かせたその夜は、彼らの創作活動において象徴的な瞬間として今も語り継がれている。以来、MONOは世界各国で36公演以上のオーケストラ・ライヴを行い、ポストロックとクラシックが交錯する唯一無二の音楽体験を築いてきた。

そして2024年、四半世紀という節目を迎えた彼らは、ふたたび母国・日本でオーケストラとの共演を果たす。『Forever Home』は、その「帰還」とも言うべき一夜を余すところなく記録した作品である。アルバムは、ヨーロッパ、アジア、アメリカを巡った「OATH オーケストラ・ワールド・ツアー」の掉尾を飾るステージを収めたもので、長年の盟友Chad McCulloughが率いる12人編成のオーケストラを迎え、最新作『OATH』を全曲披露している。

音楽という旅路の果てに見出した“場所”を刻む記念碑的作品

約100分にわたる公演の終盤では、「Ashes in the Snow」と「Everlasting Light」の2曲が演奏され、15年前のニューヨーク公演への敬意が静かに込められている。録音とミックスは、長年にわたりMONOを支えてきたサウンドエンジニアMatt Cookが担当。壮麗なオーケストラの響きとMONO特有の轟音美学が融合し、まるで「無限の海」に包まれるような音像を描き出している。

フィジカル版は、MONO作品らしい重厚な仕様に仕上がった。アートディレクターJeremy deVineによるデザインのもと、2枚組CDは四面見開き仕様で、満若勇咲監督によるフルHDライヴ映像を収録したBlu-rayを同梱。3枚組LPは通常盤ブラック・ヴァイナルと限定メタリック・ゴールド盤の2形態でリリースされる。いずれのフォーマットにも、ライヴ・フォトグラファー岸田哲平による28ページのフルカラー・フォトブックが付属し、ステージの熱量を余すことなく伝える。

MONOが25年の時を経て辿り着いた“永遠の帰郷”。『Forever Home: Live in Japan with Orchestra PITREZA』は、その名のとおり、彼らが音楽という旅路の果てに見出した“場所”を刻む記念碑的作品である。

リリース情報

  • アーティスト:MONO
  • タイトル:Forever Home: Live in Japan with Orchestra PITREZA
  • レーベル:Temporary Residence Ltd.
  • フォーマット:2CD + Blu-ray / 3LP / 限定メタリックゴールド3LP
  • リリース日:2025年11月7日

TRACKLIST
01. Oath
02. Run On
03. Reflection
04. Hear the Wind Sing
05. Hourglass
06. Moonlight Drawing
07. Holy Winter
08. We All Shine
09. Time Goes By
10. Ashes in the Snow
11. Everlasting Light


https://www.monoofjapan.com

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