バイロン・ジ・アクエリアスが手掛けるリミックスで再誕 ── P・セズヴェット& A・ダグラス「Give It Up」

2025年10月1日

UKのソウルフル・ハウス・プロデューサー、パリス・セズヴェットとNYC出身のシンガー、エイミー・ダグラスによるシングル「Give It Up」が、デトロイトの名手バイロン・ジ・アクエリアスのリミックスで新たに生まれ変わる。リリースは2025年10月3日、〈King Street Sounds〉より配信される。

今回のリミックスでは、ジャジーな鍵盤とディープなグルーヴを持ち味とするバイロンが、原曲の魅力をさらに拡張。層を重ねたパーカッション、ロールするソウルフルなビート、そして心地よいバウンス感が融合し、エイミー・ダグラスのジャズフィール漂うボーカルを完璧に引き立てる仕上がりとなっている。

キーボード奏者としてキャリアをスタートしたバイロン・ジ・アクエリアスは、カイ・アルセとのスタジオ・セッションをきっかけにセオ・パリッシュの目に留まり、〈Sound Signature〉から2016年にリリースした「Highlife EP」で注目を集めた。その後も〈Wild Oats〉〈Eglo Records〉〈Axis Records〉〈Shall Not Fade〉などからアルバムを発表し、〈Dimensions〉〈Dekmantel〉〈All Points East〉といった世界的フェスティバルや名門クラブでのプレイを重ねてきた。また、自身のレーベル〈TALKNOI$E Records〉を主宰し、ジャズとハウスの融合を独自に探求し続けている。

本作には、拡張バージョン「Extended Remix」とオリジナル・リミックスの2曲を収録。ディープ・ハウスとソウルフル・ハウスの双方を愛するリスナーにとって、見逃せない一枚である。