
ドイツ出身でロンドンを拠点に活動するプロデューサー/DJのクリス・アヴァンギャルドが、自身の新レーベル〈Hyperreal〉より新曲「Dale」をリリースした。本作は、待望のデビュー・アルバム『Hyperreal』に収録されるセカンド・シングルである。
EDC Las Vegas、Tomorrowland、Resistance、Veldといった大型フェスティバルや、Hï、Pacha、Ushuaïa、UNVRS Ibizaといったクラブでのロングラン公演を経て発表された「Dale」は、アヴァンギャルドらしい前衛的なプロダクションを凝縮した、強烈なクラブ・トラックだ。緻密にレイヤーされたサウンド、推進力あるパーカッション、ダイナミックなシンセワークが織り成す切迫感は、フロアの空気を一変させる。先行シングル「Energy」で提示した世界観をさらに拡張し、ラテンやグローバル・ハウスの要素を取り込みながら、アンダーグラウンドの熱量とジャンルを超えた視野を兼ね備えた仕上がりとなっている。
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https://ffm.to/chrisavantgardedale
アダム・ベイヤー、オリヴァー・ヘルデンス、レイトン・ジョルダーニといったトップDJから早くもサポートを獲得しており、クリス・アヴァンギャルドが現行エレクトロニック・シーンの最前線にいることを改めて証明するリリースとなった。
クリス自身は「Dale」について次のように語っている。
「この曲は、スペース・マイアミのテラスで2度目にプレイする際のために作ったものなんだ。自分のセットに合うように仕上げたもので、当初はリリースするつもりはなかった。でも、どこでかけても大きな反響があったので、正式に発表することに決めた。自分が愛しているように、みんなにも楽しんでもらえたら嬉しいよ」
クラシックとジャズを基盤にしたマルチ・インストゥルメンタリストでもあるクリス・アヴァンギャルドは、クラブ・カルチャーとシネマティックな作曲法を横断する独自のスタイルで知られている。これまでに映画やゲーム、トレーラーなど幅広い分野で楽曲を提供し、2025年にはASCAP「Synch of the Year」賞を受賞。アニマやアダム・ベイヤーとのコラボレーション、さらにはB2Bセットも話題を呼んでおり、シーンにおける存在感を着実に高めている。

アルバム『Hyperreal』のリリースを前に届けられた「Dale」は、その名の通りリアルと幻影を行き来するクリス・アヴァンギャルドの音楽世界をさらに深化させる1曲である。今後の動向から目が離せない。
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