
音楽制作者のための大型イベント「サンレコフェス 2025」が、2025年10月4日(土)・5日(日)の2日間、東京・神田のKANDA SQUAREにて開催されることが決定した。主催は『サウンド&レコーディング・マガジン』を発行するリットーミュージック。
テーマは「その手で、音と交わる2日間 〜TOUCH, CONNECT, PLAY〜」。DTMer、DJ、ボカロP、ビートメイカー、エンジニア、宅録愛好家など、あらゆる音楽制作者が最新ツールに触れ、自由に音を鳴らせる“体験型フェスティバル”となっている。入場は無料だが、Peatixでの事前登録が必須となる。
「見る」から「遊ぶ」へ──体験型コンテンツが充実
今回のフェス最大の特徴は「体験」を重視した構成である。ROLAND SP-404MKIIを使ったハンズオンをはじめ、シンセサイザーや最新ガジェットを試せるDTM体験ブース、DJ機器の試奏など、多彩なコーナーが揃う「体験ルーム」が目玉となる。また、最新機材を展示する「展示ルーム」も用意されている。
さらにDolby Atmosスピーカーによる没入型の「イマーシブ・ルーム」、第一線のプロフェッショナルが登壇する「セミナー・ルーム」、トークやDJパフォーマンスが繰り広げられる「特設ステージ」など、来場者の五感を刺激する多層的なコンテンツが展開される予定だ。
豪華セミナーラインナップ
セミナー・ルームでは、日本有数のエンジニアであるニラジ・カジャンチが登壇し、「フリーで稼ぐための思考法とJ-POPのミックス術」をテーマに講演を行う。マイケル・ジャクソンやマライア・キャリー、三浦大知、SKY-HIなど国内外の大物アーティストの作品に関わってきた同氏が、リアルな収入事情から具体的なミックス技術までを語る貴重な機会である。
加えて、人気RPG『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』の効果音制作を手がけた渡邊雅文によるフォーリー・サウンド制作セミナーも開催される。実際の小道具を使った制作体験も予定されており、来場者がプロの技を体感できる内容となっている。


制作者の未来を広げる2日間
フェスではYouTube音楽情報チャンネル「てけしゅん音楽情報」の公開トークや、Lil’YukichiによるDJパフォーマンスなど、ライブ感あふれるプログラムも組まれている。まさに「ただ見る」だけではなく、自らの手で触れ、遊び、学ぶことで、明日からの音楽制作をアップデートできるイベントといえる。
イベントの詳細や追加コンテンツは順次公式WebサイトおよびSNSで発表予定。音楽制作に携わる者であれば、必ず押さえておきたい2日間となるであろう。

サンレコフェス 2025 開催概要
- イベント名:サンレコフェス 2025 その手で、音と交わる2日間 〜TOUCH, CONNECT, PLAY〜
- 日程:2025年10月4日(土)・5日(日)
- 時間:12:00 OPEN – 18:00 CLOSE
- 会場:東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 3F
- 入場料:無料(Peatixでの事前登録必須)※一部セミナーは有償
- 公式ページ:https://www.snrec.jp/entry/news/srf2025-1
- チケット登録:https://srfes2025.peatix.com/
- ハッシュタグ:#サンレコフェス2025
