メロディック・ダンスの旗手グリフィンと、ジャンルを越境するベース・サウンドで知られるGRiZが、2025年を象徴する大型コラボレーションを実現した。両者による新曲「Deep Clear Water」が、9月12日に〈10K Projects〉からリリースされたのである。
本作は、グリフィンが夏の〈Lollapalooza〉で披露した際から大きな話題を呼び、“今年のID曲”と称されるほどの熱狂を生んだナンバーである。GRiZの爆発的なベース・エナジーとグリフィンの壮大なメロディック・スタイルが交わることで、2025年を代表するクロスオーバー・トラックに仕上がっている。
GRiZにとって本作は、サプライズで発表された『Gemini EP』、ウーリとの「Chaos Theory」に続くリリースであり、復帰後の勢いをさらに加速させるものとなった。10月には自身が主催する〈Seven Stars Festival〉をはじめ、シカゴやデイリーシティでのアリーナ公演も控えており、約2年の活動休止を経て新たな創造力を示すシングルといえる。
一方、グリフィンも近年はカスケードやエクシージョン、ジュリア・マイケルズらとの共作を重ね、メロディック・ダンスの世界を拡張し続けている。今回のリリースは、自然や元素をテーマにした今年の活動とも呼応し、彼が提示するサウンド・ビジョンの延長線上に位置づけられる。今後は〈Ultra Japan〉や〈Ultra Korea〉、〈Escape Halloween〉、〈EDC Orlando〉など世界各地のフェスティバルでの出演が予定されており、現場での爆発力を確かめる機会も多い。
「Deep Clear Water」は、グリフィンとGRiZそれぞれの現在を象徴する一曲であり、2025年のダンス・ミュージック・シーンを語る上で外すことのできないリリースである。
👉 GRYFFIN & GRiZ – Deep Clear Water
