
ドイツ出身のマルチ・インストゥルメンタリスト/シンガーソングライター/プロデューサーのMonolinkが、待望のサード・アルバム『The Beauty Of It All』を引っ提げ、2026年初頭に北米ツアーを開催することを発表した。本作は2025年9月26日にEmbassy Oneからリリース予定であり、アーティストのキャリアにおいて最もパーソナルで野心的な作品と位置づけられている。
今回の北米ツアーは全14都市を巡る大規模なもので、ニューヨークのBrooklyn Paramount、ロサンゼルスのThe Wiltern、サンフランシスコのThe Warfieldなど、各地の名門会場で公演が行われる。秋のヨーロッパ公演がすでにソールドアウトを記録しているだけに、北米での公演も大きな注目を集めることは必至である。
Monolinkのライブは、クラブ的な高揚感にシネマティックな静寂や親密さを織り交ぜた「物語」として展開されるのが特徴である。ギター、ヴォーカル、エレクトロニクスを自在に行き来するパフォーマンスは、単なるDJセットの枠を超え、観客に強い没入感を与えてきた。今回のツアーでは、Vita MotusとDo LaBが手がける新たなステージデザインを導入し、アナログ感覚を重視した有機的なサウンドを視覚的にも体感できる構成となる。
アルバム『The Beauty Of It All』は、無常や美、人間的なつながりといったテーマを中心に据え、リズム的な多様性と洗練された音響を通じて描かれる。新曲群に加え、過去の人気楽曲を新たに再構築した形で披露される予定であり、Monolinkの進化をライブで目撃できる絶好の機会となる。
チケットは9月11日(木)午前10時(現地時間)より販売開始。アルバムのプリセーブと合わせて公式サイトからアクセス可能である。

Monolink 北米ツアー日程(抜粋)
- 2026年2月12日 – History(トロント)
- 2月13日 – MTELUS(モントリオール)
- 2月14日 – Brooklyn Paramount(ニューヨーク)
- 2月15日 – Big Night Live(ボストン)
- 2月18日 – The Vic(シカゴ)
- 2月20日 – House Of Blues(ダラス)
- 2月21日 – The Concourse Project(オースティン)
- 2月27日 – The Wiltern(ロサンゼルス)
- 2月28日 – The Warfield(サンフランシスコ)
- 3月5日 – The Showbox(シアトル)
- 3月6日 – Aurum(バンクーバー)
Monolinkが描き出す「音と物語の旅路」は、アルバムとツアーを通じてさらなる深化を遂げようとしている。2026年の北米ツアーは、その集大成として記憶に残る公演となるであろう。