
この秋、京都がまるごと異世界に変貌する。舞台は東映太秦映画村を中心に、嵐山・帷子ノ辻・大映通り商店街まで広がる右京エリア。ソニーの音声AR技術「Locatone™」を用い、現実空間に妖怪の息づかいを溶け込ませる観光DXと、京都各地の“魔界スポット”を巡る日帰りバスツアーが連動する。期間は2025年9月13日(土)から11月30日(日)まで。
音声ARが呼び出す「怪々ラヂヲ」耳元で始まる異界放送

太秦 街歩き音声コンテンツ「怪々ラヂヲ」は、自分のスマホとイヤホンを使って街を巡る没入型体験。
ストーリーは、地元ラジオ局の怪談特集が突如ノイズにかき消され、妖怪・夜行童子がDJとなって異世界電波を流し始めるところから始まる。GPSと連動したスポットに到着すると、音声とともに妖怪がARで出現。スマホを振ると女性の笑い声や足音が耳元をすり抜け、日常の景色が一瞬で非日常に変わる。




スポットは全8カ所。嵐電嵐山駅「キモノフォレスト」、嵐電帷子ノ辻駅、大映通り商店街を経由し、最終ゴールは映画村で開催される「怪々YOKAI祭2025」。4カ所達成でオリジナルステッカー、全制覇でホログラムステッカーを獲得できる。
- 期間:2025年9月13日(土)〜11月30日(日)
- 場所:東映太秦映画村/大映通り商店街/嵐電「帷子ノ辻」駅/嵐電「嵐山」駅
- 料金:無料(映画村入村料・嵐電運賃・通信費別途)
- 所要時間:60〜90分
- 対応言語:日本語・英語
- ノベルティ:ステッカー(達成条件あり)
魔界を走る観光バス「百妖箱」監修の4コース

妖怪藝術団体「百妖箱」がプロデュースする日帰りバスツアーは、京都の知られざる妖怪ゆかりの地を巡った後、「怪々YOKAI祭2025」へ直行する構成。コースは4種類あり、それぞれ巡るスポットもガイドも異なる。
- 洛中異界行脚①(10/18, 19, 11/1, 2, 3)
河原院跡、壬生寺、小野篁墓所、釘抜地蔵、北野天満宮、蚕の社、映画村
料金:大人9,500円/小児5,550円(京阪バス) - 洛中異界行脚②(10/25, 26)
河原院跡、壬生寺、小野篁墓所、釘抜地蔵、北野天満宮、蚕ノ社、広沢池(車窓)、映画村
料金:大人9,900円/小児5,750円(京阪バス) - 古都妖怪巡礼(9/20〜10/13の土日祝)
将軍塚、六道珍皇寺、猿が辻、一条戻り橋、晴明神社、映画村
料金:大人12,200円/小児11,200円(日本旅行) - 平安怪異探訪(11/15〜11/30の土日祝)
平安神宮、祟道神社、神泉苑、鵺大明神、千本閻魔堂、映画村
料金:大人13,700円/小児12,700円(日本旅行)
※全コースに映画村入村券込み。天候や交通状況により内容変更あり。
「怪々YOKAI祭2025」和製ハロウィンのアップデート版

映画村が仕掛ける妖怪フェス「怪々YOKAI祭」は昨年、SNS動画総再生数1800万回超を記録し、10月26日には1975年の開村以来最多のインバウンド来場者数を更新。今年はさらにスケールアップし、百鬼夜行パレードをはじめ、伝統的な妖怪文化とポップカルチャーの融合を押し広げる。期間は街歩きコンテンツと同じ9月13日(土)〜11月30日(日)。
公式サイト:https://www.toei-eigamura.com/yokai/



